今回は奈良県の若草山の山焼きで有名な若草山の麓に行き写真撮影をしてきました。
若草山の山焼きは毎年1月第4土曜日に実施されているので、今年はすでに山焼きは終わっていることになります。
こういう行事って気が付いた時には、もう終わっているというのが多いんですよねホント^^;
いろいろとね記念日を毎年忘れているけど・・・(´д`ι)
近鉄奈良駅からは徒歩で20分ぐらいの距離かな。
途中で鹿と戯れていると、もっと時間がかかってしまうかもしれないけど。
近くには春日大社や東大寺もあるので、合わせて観光してみてもいいかもしれませんね。
今回使用したカメラは6×12の中判フィルムカメラのホースマンSW612。
装着されているレンズは、大判カメラ用レンズとして供給されていたローデンシュトックのアポ・グランダゴン55mmF4.5というアポクロマート補正が施されたレンズ。35mm換算で19mmぐらいの画角になる超広角レンズとなります。
コサイン4乗則による周辺減光が強いレンズなので、それを補うためにセンターNDフィルターという今では見かけなくなった、ちょっと特殊なフィルターを装着している。たしかコシナのZMマウントのディスタゴン15mm F2.8用に販売されてたと思うけど、他はもう新品購入できるセンターNDフィルターはないんじゃないかな。
相変わらず特殊な変態カメラを好んで使っているなと思う^^;
若草山の麓に行き写真撮影
若草山の麓に到着。
ちょうどいい感じの雲が発生している。
Horseman SW612・Apo-Grandagon 55mm F4.5・FUJI PRO160 NS
迂闊だったのは、フレアやゴースト対策を考えていなかったことかな。
超広角レンズなので斜めからの日差しが影響して、想像していたよりもゴーストが発生してしまっている。でもレンズ自体はすごいいい感じの写りをするな、ローデンシュトックのレンズって暗室用の引き伸ばし用レンズくらいしか使ったことがなかったのでね。
それにしても広々とした風景だな。
ここが山焼きされるんだよね、実際に見てみたらすごいだろな。
Horseman SW612・Apo-Grandagon 55mm F4.5・FUJI PRO160 NS
これもね、絞り羽の形が出ちゃていますよね^^;
次からはHorseman SW612を使う場合には、ハレ切りしっかりとしないといけないかな。
Horseman SW612・Apo-Grandagon 55mm F4.5・FUJI PRO160 NS
順光になるとね、安心!!
でもこのカメラを使う時はね、やっぱり三脚が必要になるかな。
絞りの開放値がF4.5になっているけど、実際に撮影に使うことができる画質の絞りは最低でもF11からとなるのでね。さらにセンターNDフィルターの分のことを考えると、なかなかISO125ぐらいのフィルムでは手持ちは厳しい。
まあ今回は試し撮りで行ったので、撮影を済ませてから早々と帰路につくことにしました。