第十二代天皇 景行天皇の御陵である山邊道上陵に行ってきた

今回は第十二代天皇景行天皇(けいこうてんのう)の御陵である山邊道上陵(やまのべのみちのえのみささぎ)に行ってきました。

景行天皇は活目天皇(垂仁天皇)の第三皇子で、母は日葉酢媛命(ひばすひめのみこと)となります。また草薙の剣でも逸話が残る日本武尊(ヤマトタケル)の父親にあたる人物でもあります。
ちなみに私は中学生ぐらいまで武尊という字を見て、武論尊(ぶろんそん)だと思っていた恥ずかしい記憶がある^^;

最寄り駅はJR桜井線の巻向駅か柳本駅となります。
黒塚古墳や崇神天皇陵から向かいたい方は、柳本駅から向かう方がいいかもしれません。巻向駅からだと箸墓古墳などの他の古墳群も行きたくなるんでね^^;
この辺りはホント、歴史の古い重要な遺跡ばかりなので、どこに行こうか迷ってしまう地域です。

第十一代天皇垂仁天皇の御陵へ行った記事はコチラ

Hasselblad500C/MにCF40mm

今回使用したカメラは、スクエアフォーマットの中判一眼レフHasselblad 500C/M。
最近このカメラは使う時は、三脚を使ってじっくりとファインダーを覗いて撮影することにしている。フィルムの値上がりで、益々慎重に撮影するようになってきてるのもあるかもしれないけどね^^

でも最近はそういう撮影スタイルの方が、自分には向いているかなと思うところがある。

使用したレンズは、超広角レンズのディスタゴン CF40mm F4。
魚眼レンズとHasselblad SWCに付いているビオゴン38mmを除けば、画角の一番広い超広角レンズとなります。もちろんビオゴン38mmの写りと比較すると、見劣りするところがあるレンズだが、その控えめな写りは安心感と優しさがあるように思えます。

もう一本は標準レンズのプラナーCF100mm F3.5。
ハッセルブラッドのVシステムの中でもトップクラスの解像度のあるレンズと言われています。画角がまったく違うので比較するのはおかしいが、CF40mmと全く違う解像度とシャープネスを持ったレンズです。

山邊道上陵に行ってきた

撮影に行った日は実は昨年の年末^^;
黒塚古墳や崇神天皇陵に撮影に行った後に向かった感じですが、ずっとフィルム現像ができていなくて、やっと現像して記事をアップしたところです。

山邊道上陵1Hasselblad 500C/M・Distagon CF40mm F4・ILFORD FP4 PLUS

この辺りの古墳は規模が大きいな!!
山邊道上陵のある渋谷向山古墳は、墳丘長300メートルの前方後円墳。

この日は暗雲が出ているいつ雨が降ってもおかしくない空模様。
その影響もあり、少しコントラストが低い仕上がりになった感じかな。

柑橘系の木Hasselblad 500C/M・Planar CF100mm F3.5・ILFORD FP4 PLUS

そんな撮影状況であっても、シャープに仕上がるプラナーCF100mm F3.5レンズの凄さ。
ちなみに1枚目の写真の真後ろで栽培されていた柚子の木。

山邊道上陵2Hasselblad 500C/M・Distagon CF40mm F4・ILFORD FP4 PLUS

拝所に到着。
これだけ大きな古墳で、拝所の位置を調べずに行くとトンデモないことになる。
もちろん私の場合は、調べていない・・・^^;

今回は直ぐに行くことができた!!

山邊道上陵3Hasselblad 500C/M・Planar CF100mm F3.5・ILFORD FP4 PLUS

正面から撮影。
いつも確認が甘いのか、左右対称になっていないんですよね・・・
手前の階段の左右の端あたりとか^^;

ちなみにこの場所から20分ほど歩いたところには、景行天皇纒向日代宮伝承地もあるのだが、今回は時間的に厳しかったのでそのまま帰路につくことにしました。
まだまだ見て回るところは沢山ある地域なので、また行こうと思います。

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