
今回は久しぶりに機材ネタの記事を書くことにした。
それと言うのも、昨年まで何とか国産のTOYOの8x10大判カメラのカットフィルムフォルダを購入することができていたのだが、今年に入り新品で購入することができなくなった。
私自身は8x10大判カメラをはじめて、そこまで月日が経過していない。
新品で購入したTOYOのフィルムフォルダは2枚しか持っていなかったのである。急ぎ中古でTOYOの8x10のフィルムフォルダを新品よりは安い価格で探して購入はできたものの、それでも3枚というのは、心もとない数である。
そうは言っても、他のTOYOの8x10フィルムフォルダは転売屋と思われる人たちが値付けした新品の倍以上の価格帯になってしまっているので、とても購入する気にはなれない。
そんなこともあり、海外製の8x10のフィルムフォルダを2枚追加で購入した。
しかしながら・・・、TOYOのフィルムフォルダに比べて安っぽいというかチープな感じがして、とても不安なところである。
そこでテスト撮影をしにいくことにした。
テストの撮影場所は、いつもの寺ヶ池。
使用したカメラは、8x10木製大判カメラのディアドルフ8x10。
マホガニー材を使用した味わいのあるカメラある。
使用したレンズは2本。
一本目はゲルツのゴールドリム・ダゴール 210mm F6.8。
二本目はローデンシュトックのアポ・シロナーN 300mm F5.6。
寺ヶ池でいつものように機材テスト撮影
機材のテストする時は、いつもこの場所を利用する。
まあ何というか、比較的近い距離で風景撮影をできる場所であるからである。
大判カメラをセットして撮影をしていくことにした。
Deardorff 8x10・Goerz Gold Rim Dagor 210mm F6.8・ILFORD FP4 PLUS
フィルムフォルダのスライドでハレ切りをしているのだが、スライドが特にチープな感じなので、風が吹けば簡単にペロ~~んと靡いてしまう。
撮影フィルムには直接は影響はないものの、やはり本来はフィルムフォルダの遮光用のスライドなので、安っぽい素材では遮光という面でも不安を感じてしまうところである。
Deardorff 8x10・APO SIRONAR N 300mm F5.6・ILFORD FP4 PLUS
フィルムの現像結果を見る限りは問題なく使用できる。
しかしながら、やはりTOYOのフィルムフォルダに比べて、安心はできない感じである。
今回は海外製の特定のブランドのフィルムフォルダだけなので、今後もう少し違うブランドのフィルムフォルダを購入して試したみたいところである。