天武天皇・持統天皇檜隈大内陵(ひのくまのおおうちのみささぎ)に行ってきました

今回は奈良県の明日香村の野口王墓古墳に行ってきました。
野口王墓古墳は檜隈大内陵(ひのくまのおおうちのみささぎ)として、第40代天武天皇(てんむてんのう)・第41代持統天皇(じとうてんのう)の陵に治定されている八角墳の形をした古墳です。

前回の記事で紹介した高松塚古墳に行った後に、徒歩で12分程の距離にあります。

高松塚古墳からは、県道209号線に沿って歩いていくと小高い丘が見えてきますので、そこが野口王墓古墳(天武天皇・持統天皇檜隈大内陵)となります。飛鳥駅からだとレンタルの自転車で行く方が良い距離ですが、私はキトラ古墳→高松塚古墳に引き続き歩いて向かうことにしました。

天武・持統天皇陵

到着すると小高い丘の上に御陵があることがわかります。
丘の途中は棚田や、少し離れた位置には民家など建っています。

天武・持統天皇陵Nikon D70・AI AF Nikkor 24mm f/2.8D

民家が入らないないように縦位置で撮影!!
手前の農業小屋は仕方ないけどね!!
後ほどまわりこんで、角度を変えて撮影してみよう^^

天武・持統天皇陵2Nikon D70・AI AF Nikkor 24mm f/2.8D

ちょうど古墳の上に、適度なサイズの雲が出来ているのがいい感じです。
空へ向かって歩いていく感じで、丘の階段を登っていきます。

天武・持統天皇陵への階段Nikon D70・AI AF Nikkor 24mm f/2.8D

とにかく暑い日なので、すでにお茶を1.5Lほど飲んでいる。
このままでは熱中症になってしまいそうな感じだったので、御陵手前の小屋の影で一休み。

天武・持統天皇陵3Nikon D70・AI AF Nikkor 24mm f/2.8D

天武天皇・持統天皇檜隈大内陵(ひのくまのおおうちのみささぎ)。
八角墳の形をした古墳のようですが、一見すると八角形とはわからない形になっています。

天武・持統天皇陵4Nikon D70・AI AF Nikkor 24mm f/2.8D

帰ってから調べてみると、現在は円墳状になっているようですね。
本来の墳形が八角形の五段築成で、周囲に石段をめぐらされていたようです。

現在の大きさは東西約58メートル、南北径45メートル、高さ9メートル。
キトラ古墳や高松塚古墳より、サイズは大きいようですね。

天武・持統天皇陵5Nikon D70・AI AF Nikkor 24mm f/2.8D

階段を下りて少しまわりこんで撮影!!
調査の結果ではもともとは五段築成ということですが、写真からもわかるこの段もそれに含まれるのかな?
棚田になっている場所も、もしかして・・・^^;

さらに右手に周り込んで進んでいっても、段状になっている!!

天武・持統天皇陵6Nikon D70・AI AF Nikkor 24mm f/2.8D

この角度からだとその段状がわかりやすく、下から数えていくと五段くらいある感じだと推測できます。やはりこれを含めて五段築成なのかな?

う~~~ん!!
こういう感じで、古墳を見ていくのも面白いところですね。

天武天皇・持統天皇檜隈大内陵を一通り見た所で、次の目的地である石舞台古墳へ向かうことにしました。

 俯瞰撮影も可能なプロも愛用する使いやすいカーボン三脚

おすすめの記事