今回は大阪府堺市の大仙公園に写真を撮りに行ってきました。
大仙公園というと百舌鳥古墳群の地域にあり、大仙公園内にも多数の古墳を見ることができる公園です。個人的な見どころとしては、公園内にコンモリとした花壇のようになっている場所があるのだが、実は古墳という面白い場所も見ることができます。
JR阪和線の「百舌鳥駅」を下車して、徒歩で3分ぐらいの距離に大仙公園があります。
大仙公園の向かいには、世界最大の平面積の墳墓である仁徳天皇陵がある。
今回使用したカメラは二眼レフのローライフレックス2.8Fプラナー付き。
上の写真は最近入手したばかりの、Muter 0.7xのテレコンバータを入手したので、試写を兼ねて使うことにしました。
Muter 0.7xを装着すると、見た目がガンタンクみたいになっちゃうねw
ちなみにMuter 0.7xを使うことによって、80mmレンズが56mmになり、35mm換算だと30.8mm相当になります。ワイドローライとほぼ同じ画角となるので、このMuter 0.7xを持って撮影に出ることで、2種類のローライを持ち歩くことができるような、便利の良いアクセサリーとなります。
問題は性能ということになる。
一般的には、テレコンバータを装着するとかなり画質が低下してしまうのだが、カールツァイスのテレコンは如何なものか撮影をしながら確認することにしました。
大仙公園
今回はローライフレックス用のテレコンバータ(ムター0.7)の性能が、どれくらいなのか知りたいこともあり、開けた場所で撮影したいこともあるので大仙公園を選ぶことにした。
Rolleiflex2.8F・Planar 80mm F2.8 + Muter 0.7・Kentmere PAN 100
目に見えてハッキリわかるような歪みはないかな?
若干樽型かな~~、撮影するものによってどうなるかだね。
画面四隅の周辺光量落ちは、想像していた通りの結果かな。
これは好みが分かれるところかな。
流石ツァイスが設計したテレコンバータと言うべきかな。
写りに関して満足できる十分な性能を持っているかと思った。
Rolleiflex2.8F・Planar 80mm F2.8 + Muter 0.7・Kentmere PAN 100
解像度に関しては周辺部は若干甘えだけど、像が流れるようなこともない。
中央部はまったく不満もないかな。
ただし絞りはF5.6以上で使うことを推奨とのこと。
それ以下になると急激に画質が低下するらしい。
Rolleiflex2.8F・Planar 80mm F2.8・Kentmere PAN 100
人間の心理は実に複雑で、ムター0.7xを入手して使い始めると、付けない状態で撮影したくなる。
早々にテレコンバータを外して撮影している自分がいる^^;
おい!!
Rolleiflex2.8F・Planar 80mm F2.8・Kentmere PAN 100
もちろん今後ローライフレックスを撮影に持ち出すときには、必ずムター0.7xは合わせて持ち出すことになるけどね。
そういうフィルターのようなアクセサリー感覚でいいのだと思う。
Rolleiflex2.8F・Planar 80mm F2.8・Kentmere PAN 100
ちなみにムター0.7x以外にも、ムター1.5xという望遠にするテレコンバータもあるらしい。
テレ・ローライフレックスに近い画角が得られるらしいが・・・
Rolleiflex2.8F・Planar 80mm F2.8・Kentmere PAN 100
左側のコンモリしているのが旗塚古墳(はたづかこふん)。
以前にも大仙公園を撮影に来ているが、デジタル機だったので随分と写真の雰囲気がことなる。
Rolleiflex2.8F・Planar 80mm F2.8・Kentmere PAN 100
やっぱりフィルムの柔らかいトーンが好きだな。
デジタルはどうも固くてシャープ過ぎるので・・・、Ligntroomなどで明瞭度を下げてもどうも違う。
Rolleiflex2.8F・Planar 80mm F2.8 + Muter 0.7・Kentmere PAN 100
最後にもう一度ムター0.7xを装着して撮影。
描写とは関係なく画角が違うとガラッと世界が変わるな~~^^
これからはローライフレックスを持ち出して、撮影できることが増えて楽しみです。