今回は和歌山県和歌山市の紀三井寺(きみいでら)という寺院に行き写真を撮ってきました。
紀三井寺は救世観音宗(ぐぜかんのんしゅう)の総本山の寺院で、寺号は金剛宝寺であるが、古くから紀三井寺の名前で知られているお寺です。
創建年は伝承ということになっているようだが、1250年くらい前となる宝亀元年(770年)とされています。平安時代には記録として残っているので、1000年以上の歴史のある古いお寺です。
最寄り駅はJR紀勢本線「紀三井寺駅」を下車して5分ほどの距離となります。
JR和歌山駅からは、電車で2駅ほどとなるので、和歌山市の周辺の観光の際にも行きやすい距離かなと思います。
今回使用したカメラは、中判デジタルカメラのHasselblad907X。
操作性とAF認識・スピードにイマイチなところがあるが、Hasselblad500シリーズやローライフレックスのように、ウエストレベルファインダーの中判フィルムカメラに似たような感覚で撮影できる面白いカメラである。
使用したレンズは、純正レンズにあたるXCD 45mm F/4 P。
ポジション的には撒き餌レンズにあたるところにはなるのだが、その性能はまったく撒き餌レンズとは言えない優れたレンズである。個人的には上位レンズよりも、デザイン面のバランスが合っているので気にいっている。
紀三井寺を撮影
紀三井寺駅から歩いて向かったが、まだ8時という時間帯だったので商店は開いていない。
朝ごはん食べてないんだよね・・・、自販機で飲み物を買って空腹を紛らわせることにした。
Hasselblad 907X・XCD45mmF4P
紀三井寺の前まで来たが、何か看板や標識でごちゃごちゃしているな^^;
もう少し美観を考慮して設置したらいいのに・・・
楼門と大きな閻魔大王像がある。
Hasselblad 907X・XCD45mmF4P
楼門を通り、左手には普門院がある。
久しぶりに使ったためか、オート露出の癖を忘れていてハイライトが飛び気味!!
無理に補正して、ハイライト部分が何か変^^;
少しアンダー目に写すんだよね。
シャドー部の方が救えるから・・・
Hasselblad 907X・XCD45mmF4P
楼門からは山の中腹まで、階段で登っていくことになる。
階段は231の石段となっているが、途中に左右への道や施設などがあるためか、息も切れずにゆっくりと登っていける。
Hasselblad 907X・XCD45mmF4P
少し湿った感じの石の苔むした感じがいい。
石に彫ってあるのは不動明王かな?
Hasselblad 907X・XCD45mmF4P
細かく積まれた石段と石垣。
和歌山に来るとよく思うのだが、比較的薄めの平たい石が多いだよな。
地層と関係があるのかな?
Hasselblad 907X・XCD45mmF4P
何かこういうの好き。
いろんな寺社に行っているが、ほんと密集して沢山祀られているものを多々みる。
Hasselblad 907X・XCD45mmF4P
本堂があるところまで、もう少しだ・・・
Hasselblad 907X・XCD45mmF4P
階段を登り、奥へ進んで行くと本堂。
Hasselblad 907X・XCD45mmF4P
ここからは正方形にクロップして撮影。
Hasselblad 907X・XCD45mmF4P
山の中腹ということもあり、和歌山市や海南市を見渡すことができるようになっている。
Hasselblad 907X・XCD45mmF4P
境内の片隅に隠れるようにお地蔵さんがいた。
お地蔵といっても、丸い石が2つ積まれているだけなのである。
他にも特徴的なお地蔵さんが多数あるので、紀三井寺に行った際には探してみてください。
Hasselblad 907X・XCD45mmF4P
本堂の右手からまだ少し上へと登っていくことにした。
Hasselblad 907X・XCD45mmF4P
階段を登っている途中の、斜めに作られた壁を撮影。
正面撮りしたが、少し平たくなりすぎたかな?
Hasselblad 907X・XCD45mmF4P
供えられたいる花。
やっぱりハイライト部分が飛び気味で撮影してしまっている。
う~~ん、しまったな^^;
その後展望台のような施設から、景色を撮影して帰路につくことにしました。