和歌山の有名なお城である和歌山城に撮影に行ってきた

今回は和歌山の有名なお城である和歌山城に行って写真を撮影してきました。
和歌山と言うと紀州徳川家がおさめた土地で、8代将軍の徳川吉宗を輩出したことでも有名ですよね。

今回は南海本線を乗って難波駅から和歌山市駅に向かいましたが、途中本を読んでいると乗り換えに気が付かずにいつの間にか関空に到着する・・・
最近電車の乗り間違えや、乗り過ごしが多くて今回は2日連続同じようなミスをしていました^^;

南海電鉄「和歌山市駅」を下車して、徒歩で和歌山城に向かうことにしました。
駅前の正面の道をそのまま真っ直ぐと歩いていくだけど、それとなく大通りに沿って歩いていくと12分ほどで和歌山城に到着。

和歌山城の公式サイトはコチラ

HasselBlad907XにFマウントレンズ

今回使用したカメラは、中判デジタルカメラのHasselBlad907X。
変換アダプターを介して、ニコンの古いFマウントレンズをHasselBlad907Xに装着して遊んでみました。

使用したレンズは、広角レンズのNIKKOR-N・C Auto 28mm F2と、標準レンズのNikkor-S Auto 5.8cm F1.4を使うことにしました。どちらのレンズも当時としては大口径が際立ったレンズで、口径食や滲みなどを楽しめるレンズです。

四隅がケラレるんじゃないのと思われる方もいるかもしれませんが、私の場合はスクエアフォーマットにクロップしてHasselBlad907Xを使っているので、ケラレの影響はそれほど問題にはなってこない感じですね。

極端な超広角レンズや超望遠レンズを使用しない限りは、若干の周辺光量の低下くらいかな?

 これからライカを使うならコレしかない、最新のデジタルレンジファインダーライカM11。
もうコレ一台で10年は頑張るしかない一品。新製品が発売されるたびに、売却して新しい製品に乗り換えていく方も少なくないけどね

和歌山城を撮影

和歌山市駅から12分ほど歩いて、目的の和歌山城に到着。
和歌山城は山城になっているので、ここからは軽く山登り(丘くらい?)をしていく感じになります。

もちろん天保山よりは標高は高く、丘のようなサイズくらいの山かな?

以前撮影に行った天保山周辺の記事はコチラ

和歌山城の堀Hasselblad 907X・NIKKOR-N・C Auto 28mm F2・CFVII 50C

和歌山城の堀を撮影。
和歌山城の堀は全体を囲うような堀ではなく、北側と東側にだけに堀が作られている。

どうしてこういう作りになっているのかなとは思う。
本格的に和歌山城と城下町が整備され始めたのは、関ヶ原以降なのでそこまで防衛的な意味での整備をしなかったのかな。それとも山城の地形を考慮してなのだろうか・・・

石垣に生えた木Hasselblad 907X・NIKKOR-N・C Auto 28mm F2・CFVII 50C

写真ではわかりにくいけど、結構な傾斜の石垣の途中に木が生えている。
下から見上げる感じに撮ったからかな、あまり傾斜がわかりにくよね^^;

というかこの傾斜の木の伐採もちゃんとしてるんだね・・・
上からロープで降りてきて切ってるのかな。

和歌山城の塀Hasselblad 907X・Nikkor-S Auto 5.8cm F1.4・CFVII 50C

城内の道を進んでいくと、途中に城壁に光がスポット的に当たっていたので撮影。
こういう陰影って、その時自身で見て感じた映像と写真だと何か違うんですよね・・・

私の撮影スキルの問題かもしれないけど^^;

水仙Hasselblad 907X・Nikkor-S Auto 5.8cm F1.4・CFVII 50C

絞り開放で撮影してみたが、背景のボケがグルんグルんになった。
Nikkor-S Auto 5.8cm F1.4は60年くらい前のレンズですが、昔のレンズならではの描写と言うべきなのかな。

全体的にポワ~~んとした写りになっているのも、何かいい雰囲気に感じますね。

石垣の苔Hasselblad 907X・NIKKOR-N・C Auto 28mm F2・CFVII 50C

髭のように伸びた苔が石垣に生えている。
苔ってこんな感じに長く伸びるんだね・・・直毛タイプの苔?
アフロタイプの苔?が主流だと思うのだがw

石垣のお地蔵さんHasselblad 907X・NIKKOR-N・C Auto 28mm F2・CFVII 50C

山城の階段を登っていくとちょいど中腹あたりに、何体ものお地蔵さんを祀った場所がありました。
その中で1体だけが、何故か離れた位置に石垣の中に設置されている。

お供えの花がお地蔵さんの後ろに添えられているのも、何か珍しくいい感じです。

和歌山城本丸御殿跡から撮影Hasselblad 907X・Nikkor-S Auto 5.8cm F1.4・CFVII 50C

本丸跡が展望台になっていたので、現在の天守閣を撮影。
本丸跡に天守閣があるわけではないんだ!!

ちなみに現在の天守閣は、大東亜戦争時の昭和20年7月9日の和歌山大空襲で焼失ので、昭和33年に復元された天守閣のようです。それ以前にも弘化3年(1846)の落雷でも焼失して、嘉永3 年( 1 8 5 0 )に復元されているので、何度も再建されているお城のようね。

和歌山城Hasselblad 907X・NIKKOR-N・C Auto 28mm F2・CFVII 50C

よくある角度から撮影!!
スマホで画像検索しても、やっぱりこの角度から撮影しているのが多いな・・・
まあ観光地に行くと、そんな感じになるかな^^;

和歌山城内からHasselblad 907X・NIKKOR-N・C Auto 28mm F2・CFVII 50C

天守閣内の見学は有料(良心的なお値段)だったので、お金を払い城内に入っていく。

和歌山城天守閣から見る風景Hasselblad 907X・NIKKOR-N・C Auto 28mm F2・CFVII 50C

個人的には天守閣の展望台が微妙にお尻がヒュッとした。
人一人分ほどの足場の板と格子がある感じなんですが、外側に向かって微妙に傾斜しているような感じになっているので、体感的に向こうに吸い込まれるような感じがしてしまう。

高所恐怖症だったのか・・・

天守閣の展望台から見渡せる和歌山市の景色を撮影。
やっぱり海側の方角の景色がいい感じかな。

その後、城内の一通りの展示物を見学して帰路につくことにしました。

 最高の光学性能という噂の標準レンズで、とにかく写欲と所有欲を満たしたいならアポズミクロン50mmしかない。あくまで噂だけどね・・・

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