今回は奈良の奥地に行って歩いてまわり、気になった場所や風景の写真を撮ってきました。奈良は非常に古い古墳や遺跡が膨大にある地域で、ある地域の山の地域にはエジプトの王家の谷のように、古代の王朝や有力者たちの墳墓が密集している場所もある。
今回は目的地を設定せずに、プラプラと歩いて写真を撮っていくことにした。
今回使用したカメラは、ツァイスイコンの6x6スプリングカメラのZeiss Ikon Mess Ikonta 524/16。
以前スーパーイコンタシックスⅢ型を所有していたが、機材断捨離をしている時に勢いで手放してしまって、後になって後悔していたところ、比較的に近いモデルの機種があったので手に入れたカメラ。
距離計は付いているがレンズと連動していないので、距離計で計測後にレンズのピントを距離計で測った距離に合わせる必要がある、ちょっと撮影ミスをしやすい構造のカメラ。ただそこが面白いカメラでもある。
固定で装着されているレンズは、ノバーというテッサーよりも廉価版のレンズ。
廉価版とは言えないような、良い写りをしてくれるレンズである。
奈良の山奥を巡り写真撮影
奈良と言っても盆地以外の地域は山深い。
歩いて撮ってまわるにも行ける地域は限られてくる。
Zeiss Ikon Mess Ikonta 524/16・Novar 75mm F3.5・Kentmere PAN 100
まずは手に入れたばかりのメスイコンタの動作テスト。
1カット目は距離計を使ってピント合わせしたつもりだったが、レンズ側の距離を合わせるのを忘れていてて失敗。ライカのようなレンジファインダーカメラの感覚で撮影すると失敗する。
そんな理由で、同じ場所で2カット撮影。
Zeiss Ikon Mess Ikonta 524/16・Novar 75mm F3.5・Kentmere PAN 100
Super Ikonta Six IIIを使っていたころから知っていたのだが、Novar 75mm F3.5の写りはモノクローム撮影に最適な写りをしてくれる。決して廉価レンズ扱いできない、素晴らしい性能である。
はっきり言って下手にライカレンズを手に出すよりは、このカメラを使う方が良い写りをする。
値段もね・・・1万5000円ぐらいで入手できるし^^
Zeiss Ikon Mess Ikonta 524/16・Novar 75mm F3.5・Kentmere PAN 100
地下迷宮世界へと続く入り口。
少しだけ中に入ってみたが中は広い!!
入っていく準備をしていないので、今回はすぐに引き返すことにした。
Zeiss Ikon Mess Ikonta 524/16・Novar 75mm F3.5・Kentmere PAN 100
何かがありそうな場所である。
何となくそんな感じがするのだが、奈良では未発掘のそんな場所が今でも膨大にある。
RICOH GR・GR LENS 18.3mm F2.8
メスイコンタに入ったフィルムの撮影が終えたので、リコーGRに切り替えて撮影。
山深い場所にあるピラミッド型の建造物。
古代人は何を思い、この場所にこのような建造物を建てたのだろうか・・・
しばらくこの謎の古代建造物を見て回り帰路につくことにした。