大阪府河内長野市の観心寺にカメラを持って撮影に行ってきた

今回は大阪府河内長野市の観心寺にカメラを持って撮影に行ってきました。
観心寺は最盛期には50以上の塔頭があった大寺院で、今でも多数の国宝や重要文化財を所蔵しているお寺のようです。境内には後村上天皇檜尾陵や楠木正成公の首塚、道興大師御廟なども見ることができるお寺です。

南海電鉄高野線「河内長野駅」を下車してバスに乗ること15分の距離。
まわりを見渡すと山に囲まれた谷のような地形で、ここって大阪と思うくらいに自然に囲まれた地域。観心寺の周辺地域自体が役行者が修行した地域や、甘南備(おそらく神奈備と思われる)という地域があることからも、今でも山深い地域なのかもしれませんね。

観心寺の公式サイトはコチラ

Leica R6.2

今回使用したカメラは、ライカのフィルム一眼レフカメラのライカR6.2。
Rシリーズの中ではなぜかR6とR6.2だけが機械式カメラである、機械式カメラが好きな方にはたまらない機種だと思います。シャッター音に関してはライカフレックスSLの方が好きだけど、フィルム巻き上げの感触はすごく滑らかでいい感じです。

使用したレンズはマクロレンズのマクロエルマリート60mm F2.8。
標準レンズに近い画角で1/2倍まで撮影できるレンズなので、使い勝手を考えると標準レンズとしても使えますね。撮影に出る時にズミクロン50mmF2とどちらを持ち出すか悩みそう^^;

もう一本は中望遠レンズのエルマリート135mm F2.8。
中望遠レンズの苦手意識を克服するためにも、望遠系は135mmを中心に使っていこうかなと考えているところです。

ミノルタTC-1

もう一台は高級コンパクトカメラのミノルタTC-1。
広角側をカバーするために使用することにしました。装填したフィルムは使用期限が10年以上過ぎた懐かしいフィルムのFuji Super 400。色は出ないだろうなと思いつつ、期限切れのフィルムが30本ほど残っていたので、勿体ないので使いきることにしました。

観心寺へ行ってきた

観心寺へ来たのは25年ぶりくらいだろうか。

観心寺の門Leica R6.2・Macro Elmarit 60mm F2.8・Kodak Color Plus 200

私の記憶の中では、あまり当時の変わっていないように思う。まわりが山深い地域だから、あまり変わらないんだろうね。

境内正面の階段Leica R6.2・Macro Elmarit 60mm F2.8・Kodak Color Plus 200

入り口の門を通ると、階段になった参道。
適度な傾斜の階段の景色がとても綺麗だな。右側の看板だけは残念だけど^^;
60mmの画角が思いのほか、しっくりきた。

池のまわりに咲く花Leica R6.2・Elmarit 135mm F2.8・Kodak Color Plus 200

落ち着いた感じの発色。
ライカR型のレンズをもっと使って楽しみたいところ^^

境内の道Leica R6.2・Elmarit 135mm F2.8・Kodak Color Plus 200

中望遠ってこういう感じに使うのもいいな!!

石仏Leica R6.2・Macro Elmarit 60mm F2.8・Kodak Color Plus 200

目立たないところに石仏と思われる像が!!
気付かづに通り過ぎてしまう方も少なくないと思うので、茂みなどの木の下を見て境内を歩くのもイイかもしれません。

観心寺の本堂Minolta TC-1・G-ROKKOR 28mm F3.5・Fuji Super 400

ライカR6.2に入れていたフィルムは撮りきったので、ここからはカメラを変えてミノルタTC-1。

境内の風景1Minolta TC-1・G-ROKKOR 28mm F3.5・Fuji Super 400

しかし使用期限が10年以上のフィルム。
シャッター2段分くらいオーバーにして撮影してるけど、やっぱり色が抜けたような感じになるな・・・

楠木正成公の首塚Minolta TC-1・G-ROKKOR 28mm F3.5・Fuji Super 400

楠木正成公の首塚。
右の石碑には「非理法権天」と彫られている。

後村上天皇檜尾陵への道Minolta TC-1・G-ROKKOR 28mm F3.5・Fuji Super 400

後村上天皇檜尾陵へ向かう階段。

後村上天皇檜尾陵前Minolta TC-1・G-ROKKOR 28mm F3.5・Fuji Super 400

軽い山登りかな。
いつもウォーキングをしているけど、結構息は上がったな。
階段の先に南朝の天皇である後村上天皇檜尾陵がある。

観心寺の鐘Minolta TC-1・G-ROKKOR 28mm F3.5・Fuji Super 400

境内の鐘。
木の茂み近くにひっそりと建っていて、何か惹きつけられてので撮影した。

その後も境内をいろいろと回って帰路につくことにしました。

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