ライカ R6.2を使って感じたことのレビューと作例を紹介!!

今回は私が使用しているライカのフィルム一眼レフカメラの「ライカ R6.2」について、使っていて感じる感想・レビューや作例について紹介していきます。

ライカというとレンジファインダーカメラをイメージする方がほとんどだと思います。
日本ではあまり人気がなかったライカのフィルム一眼レフですが、いくつもの機種が日本のカメラメーカー(ミノルタ)と共同で開発して発売していたのです。

今回はそんなライカのフィルム一眼レフの中でも、一部の方には評価の高い機械式フィルム一眼レフのライカ R6.2を紹介していきます。

ライカ R6.2を使って感じたことのレビュー

ライカの一眼レフというと、ライカR3からライカR7まではミノルタの開発したカメラをベース(R3がミノルタXE、R4以降がミノルタXD)として開発がされています。
その中でもライカR6とライカR6.2だけは、機械式カメラとして開発されています。

Leica R6.2の正面

私がライカR6.2を選んだ理由は、もちろん機械式カメラが好きだからである。
その中でもライカR6ではなく、ライカR6.2を手にしたのはシャッタースピードが1/2000秒まで切れるところですかね。

それと正面の機種番号部分の見た目のデザインが、「.2」ってなっている方が、何となくカッコイイじゃない!!

一部ではライカR6.2のシャッターの方が、ライカR6よりも耐久性で弱いということを聞いたことがありますが、どちらも25年近く前のカメラとなりますので、シャッター部分や全体的に経年劣化が進んでいるので、考えるのはあまり意味がないと勝手に自分で言い聞かせている^^;

測光方式は、全面測光とスポット測光の2種類で切り替えができる。
全面測光をメインに使ってみたが、それほど大きく露出をハズすことは今のところないかな。

Leica R6.2の背面

Leica R6.2の背面。
カメラ自体に視度補正機能がついているのだが、私も目が悪くなっているのでそれだけでは補正できなくて、ペンタックスMZ用視度補正レンズアダプターを購入して、そのレンズ部分(プラスチック枠は不要なので無理やり外す)だけを外してLeica R6.2のファインダーの接眼部にはめ込んで視度を調整している。

ちょうど補正レンズが、サイズ的に適合するんですよね!!
上の写真からもわかるように、隙間からホコリが入って溜まっていくので、たまに取り外してキレイにしてあげる必要があるけど。

ただし補正レンズを取り外す時には、カメラの接眼部を傷付けない為にもスキマにフィルムなどの柔らかいもの差し込んで、慎重に取り外しをする必要があります。
もし同じように試してみる場合は、自己責任でお願いしますね。

Leica R6.2とマクロエルマリート60mm F2.8

ライカR6.2の基本的な使い方は、極めてシンプルでオーソドックスなカメラ。
日本のマニュアル一眼レフ機とほとんど一緒、特にミノルタ機とはね^^

個人的に気にいっている所は、フィルムの巻き上げ感覚かな。
LeicaFlex SLやLeica R8に比べ、物凄く滑らかにレバーが回る感じがして、手にフィットしてフィルム巻き上げができるところかな。人間工学を意識してデザインされたLeica R8よりも、巻き上げ感覚がいいのは、不思議な感じですよね^^

シャッター音に関しては、人によって好みが別れるかもしれない。
特に1/250秒の時には、シャッターが切れた後にガバナー音がするからである。
故障ではなくこれが普通の状態のようですが、嫌な方は某関〇カメラでガバナー音をしないように改造する人もいるようです。
まあこの音に慣れてしまったら、余り気にならなくなるんですけどね・・・

ファインダーの見え方とピント合わせのしやすさは、Leica R8の方がいい感じですね。

ライカ R6.2の作例

135mmフィルム一眼レフのライカ R6.2で撮影した作例です。
これからも随時追加していきますので、期間を開けて閲覧して頂ければと思います。

ライカ R6.2の作例1Leica R6.2・Elmarit 135mm F2.8・Kodak Color Plus 200

お寺の境内の景色を撮影。
比較的に小型のカメラなので、135mmレンズぐらいまでがバランス的にもいいかもしれない。
その以上の焦点距離が長いレンズとなると、ボディ的にすこし不安になる。

ライカ R6.2の作例2Leica R6.2・Macro Elmarit 60mm F2.8・ILFORD FP4 PLUS

Leica R8よりもファインダー面では劣るかもしれないが、それではAF機のファインダーに比べれば、断然ピント合わせしやすいと思う。

ライカ R6.2の作例3Leica R6.2・Macro Elmarit 60mm F2.8・ILFORD FP4 PLUS

比較シャッター音は小さいので、イナゴの近くでシャッターを切ってもそれほど反応しない。

ライカ R6.2の作例4Leica R6.2・Macro Elmarit 60mm F2.8・ILFORD FP4 PLUS

意外とカメラの露出計まかせでも、いい感じに仕上がってくれた。

ライカ R6.2のまとめ

ライカ R6.2について、レビューと作例を紹介してきました。
参考になったでしょうか。

近年では電子制御式の他のライカR型に比べて、R6とR6.2は中古価格で上昇気味のようですね。
これからライカR型を楽しみたい方やライカレンズをお手頃な価格で楽しみたい方には、長く使える機械式のライカ R6系がいいかもしれませんね。

ライカR型一眼レフで撮影した記事はコチラ

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