今回は奈良県高市郡高取町の市尾墓山古墳に行って写真を撮ってきました。
奈良の飛鳥までは比較的よく行くのだが、更に南方には殆ど行っていないので、今回行ってみることにしたのです。
市尾墓山古墳に関して、被葬者ははっきりとわかっていないのだが、この地域が古代豪族の巨勢氏の勢力圏だったのもあり、一説では巨勢男人ではないかと考えられている。
近鉄吉野線「市尾駅」を下車して、徒歩で5分ほどの距離。
電車からも古墳が見えるので、道はわかりやすいと思います。
使用したカメラは6x6中判カメラのHasselblad 500C/M。
もう25年以上愛用しているカメラで、まったく飽きがこないカメラである。
使用したレンズは3本。
超広角レンズのCF ディスタゴン40mm F4。
標準レンズの C プラナー80mm F2.8。
中望遠レンズのCFi ゾナー180mm F4。
ハッセルは80mmだけあれば十分という人もいる。
生活の身近なものを撮影するにはそれで充分だが、風景撮影をする場合にはレンズを選択することも大切に感じる。
市尾墓山古墳を撮影
ページ始めの画像からもわかるように、石室に入る箇所がコンクリートで造成されている。
そのため現代的なものが写り込まないように、部分撮影をすることにした。
Hasselblad 500C/M・Planar C80mm F2.8・Kentmere PAN 100
古墳の上部に一本の木が植えられている。
植えられてどれくらいの月日が経過するのだろか。
何かイイ感じに古墳と融合しているな。
Hasselblad 500C/M・Distagon CF40mm F4・Kentmere PAN 100
う~~~ん
コンクリートの造成部分が写らずに、前方後円墳とわかるように撮影するのは難しいな^^;
Hasselblad 500C/M・Sonnar CFi180mm F4・Kentmere PAN 100
木をメインに撮影。
こういう時には、正方形フォーマットは活きますよね。
もう少し工夫して撮影するべきだったなと・・・
しばらく市尾墓山古墳を見てから、次の目的地に行くことにしました。