大判カメラを持って室生ダムの水没林に行って撮影してきた

今回は奈良県宇陀市の室生ダムに行き、大判カメラで水没林を撮影してきました。
室生ダムの水没林は今まで何回か撮影してきましたが、住むところを変えてから距離的に遠くなったので、ここ2年程は行っていなかったので久しぶりとなる。

一応今回も室生ダムへのマップを載せておきます。
駅から徒歩だと、40分くらいかかるので夏場の暑い時期には別の交通手段をおすすめします^^;

以前に室生ダムへ行った記事はこちら

Linhof Master Technika 2000

今回使用したカメラは4x5サイズの大判カメラであるLinhof Master Technika 2000。
木製カメラに比べて多機能なアオリを搭載しているが、使用するのはライズアオリぐらいで私はまだまだその機能を活用できていない。

まあ無理してアオリを使う必要もないんだけどね^^;

今回使用したレンズは2本。
1本目は標準レンズの焦点距離にあたるニコンのNikkor W 180mmF5.6(35mm換算で51mm相当)。
2本目は中望遠レンズの焦点距離にあたるローデンシュトックのApo Ronar 300㎜ F9 MC(35mm換算で85mm相当)。

普段は凖広角から超広角の焦点距離のレンズを使うことが多いのだが、今回はあえて標準から中望遠の焦点距離のレンズを使用して撮影することにした。

室生ダムの水没林を撮影

室生ダムへ到着。
到着して気づいたことは、今まで撮影した時よりもダムの水位が減っていることである。

室生ダムの水没林の風景1Linhof Master Technika 2000・Nikkor W 180mmF5.6・ILFORD FP4 PLUS

そのためか水没林の一部は、まったく水のない立木となっている。
本来なら水没している箇所から撮影することができるので、カメラをセットして撮影することにした。

室生ダムの水没林の風景2Linhof Master Technika 2000・Nikkor W 180mmF5.6・ILFORD FP4 PLUS

木の幹で色が異なっているところが、本来であれば水に浸かっているところである。
1.5mくらいあるのかな?

室生ダムの水没林の風景3Linhof Master Technika 2000・Apo Ronar 300㎜ F9 MC・ILFORD FP4 PLUS

ダムの奥の方へ向かうと、水位が下がっていても水没林になっている箇所が残っている。
ここも普段は見ることができない景色になっている。

室生ダムの水没林の風景4Linhof Master Technika 2000・Apo Ronar 300㎜ F9 MC・ILFORD FP4 PLUS

普段は使用度が低い中望遠レンズも、撮影する対象がしっかりと決まっている場合には、インパクトのある感じに撮影できるな。このアポ・ロナール300mmレンズはコンパクトなレンズなので、これから必ず持って出てもいいのかもしれない。

その後も撮影を続け、合計8枚撮影してから帰路につくことにしました。

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