室生ダムの水没林をHorseman SW612を使いモノクローム撮影してきた

今回は以前に撮影に行った室生ダムの水没林をモノクローム撮影したフィルムの現像が完了したので、記事にしてみることにしました。
さて4月下旬に室生ダムに撮影に行ってから、およそ2か月弱の月日が経過した。そしてやっとのことで、フィルム現像をすることができた。フィルムの現像順番など管理していないので、基本行き当たりばったりで選んで現像しているので、運の悪いフィルムはひたすら後回しになっている状況である^^;

そしてやっとのことで、このフィルムの現像後の仕上がりを目にすることができたのである^^;
ホント、私の現像できる量は週に6本程度だから、なかなか撮影済みのフィルムが減っていかない。
しばらくはデジタル撮影に切り替えるかな?

以前に室生ダムの水没林へ撮影に行った記事はコチラ

一応今回も室生ダムへのマップを載せておきます。
駅から徒歩だと、40分くらいかかるので夏場の暑い時期には別の交通手段をおすすめします^^;

ホースマンSW612

使用したカメラは、6x12のパノラマ撮影ができる中判フィルムカメラのHorseman SW612。
装着されているレンズは、RodenstockのApo-Grandagon 55mm F4.5。35mm換算だと19mm相当になる超広角レンズなので、水準器を確認して平行を意識しないといけない感じです。

以前の記事ではカラーフィルムで撮影したが、今回はモノクロームフィルムを使用しているので、また違った味わいを堪能することができました。

室生ダムの水没林をモノクローム撮影

基本的にはカラー撮影した場所と似たり寄ったりの場所となるので、どうかなと思ったが・・・

室生ダムの風景1Horseman SW612・Apo-Grandagon 55mm F4.5・FUJI ACROS II

想像していたよりも、Horseman SW612を使ったモノクロームの仕上がりに驚いています。
もちろんその時の撮影環境も影響しているのもあるけど、思った以上にシャドー部の描写が残っているので、画面全体で綺麗なトーンで仕上がってくれた。

フィルム現像液も変えて、現像時の攪拌なども変えたのが影響しているのかな。
まあ攪拌なども変えた結果、別のフィルムが無残な結果になっちゃたけどね、そのことについてはまた次の記事で紹介したいと思う。

室生ダムの風景2Horseman SW612・Apo-Grandagon 55mm F4.5・FUJI ACROS II

何の変哲もない枯れ木。
いいな~~と思って撮影したけど、少しゴチャゴチャしすぎたかな。
背景の木に被さっているしね。

室生ダムの風景3Horseman SW612・Apo-Grandagon 55mm F4.5・FUJI ACROS II

超広角でレンズフードもないカメラだから、逆光や斜めからの光に弱い。
ハレ切りのために、手で慎重に光をカットしていたつもりが思いっきり手が入ってしまったカットもあったしねw

室生ダムの風景4Horseman SW612・Apo-Grandagon 55mm F4.5・FUJI ACROS II

ここの景色はスクエアフォーマットで撮影は何度かしたけど、パノラマ撮影だとまた違った景色のような感じになるな。

画像の比率に関しては好みもあるかもしれないが、私は正方形や極端なパノラマと極端なものの方が好きなようである。6x17という比率の写真機もあるが、極端なパノラマになるとプリントした作品に見応えはあるけど、あまりブログ記事だと細くなりすぎてあまり向かないんだよね。
そういう意味では、6x12が一番バランスがいいのかもしれないが・・・・う~~~ん、悩みどころだね^^;

スクエアフォーマットで撮影した写真はコチラへ

室生ダムの風景5Horseman SW612・Apo-Grandagon 55mm F4.5・FUJI ACROS II

4月下旬だったので、5月5日の端午の節句に合わせて鯉のぼりが上げられていた。

いいな~~、鯉のぼり。
私の小さいころは家では五月人形は飾っていたけど、鯉のぼりはなかったので、鯉のぼりをあげている家庭が羨ましく感じた記憶がある。
今は五月人形や鯉のぼりを飾る家も少なくなっているので、残念ではある。

しばらく風に乗って泳いでいる鯉のぼりを見てから、帰路に着くことにしました。

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