室生ダムの水没林をHorseman SW612でパノラマ撮影してきた

今回は天気も良かったので、1年ぶりに奈良県宇陀市の室生ダムの水没林を撮影に行ってきました。
室生ダムは季節によっては貯水されている水が少ない時期もあり、2つの景色を楽しめる場所ではあるのですが、今回も含めてまだ水が多い時期にしか行けていません^^;

近鉄大阪線「榛原駅」を下車して、前回と同じように徒歩で向かうことにしました。
地図で見るとそれほど遠く見えない距離に感じますが、実際に歩いて向かうと結構な距離となります。

今回も目的地まで到着するのに、40分くらい掛かった感じです。
途中でスーパーがあるので、昼飯の弁当を買いに行ったけど^^

前回室生ダムの水没林に撮影に行った記事はこちら

ホースマンSW612

今回使用したカメラは、6x12のパノラマ撮影ができる中判フィルムカメラのHorseman SW612。
大判カメラ専用のレンズに、大判カメラ用のロールフィルムバックが付いたような感じの個性的なカメラ。一応レンズ交換をできるカメラとなっているが、中古市場で交換レンズを見かけることはほとんどない。

20年くらい前はね、ヨドバシとかでも普通に売ってた記憶があるカメラなんだけど。
当時もクソ高いカメラであったことと、6x12とか6x17のフォーマットが、ホントにマイナーなジャンルだったのでほとんど出回らなかったんだろな^^;
もちろん私が所有しているレンズは、1本だけとなる。

装着されているレンズは、RodenstockのApo-Grandagon 55mm F4.5。
35mm換算だと19mm相当になる超広角レンズなので、水準器を確認して平行を意識しないといけない感じです。

室生ダムの水没林の風景をパノラマ撮影

室生ダムへ到着すると天気も良いので、ブラックバス釣りへ来ている人が多くいた。
撮影に来ているのは、私を含めて2人ぐらいかな。

室生ダムの水没林1Horseman SW612・Apo-Grandagon 55mm F4.5・Kodak Ektar 100

今まで室生ダムに来て撮影した時には、6x6のスクエアフォーマットでしか撮影していないので、パノラマで撮影するとまったく違ったように見えてしまう。
6x12って考えてみれば、6x6のちょうど横が2倍のサイズになるんだよな。

6x12より更にパノラマの6x17もだんだん気になってくる^^;
ローライフレックスの360度を分割撮影するためのアクセサリーを使ったら、3コマ撮影で6x18のパノラマ撮影ができるんじゃないかと想像しているんだけど、どうなんだろうか?

室生ダムの水没林2Horseman SW612・Apo-Grandagon 55mm F4.5・Kodak Ektar 100

6x12で縦位置は難しいな^^;
撮影時に水平を意識して撮影したんだけどな、でも実は若干傾きをトリミングで修正している。

なんだろう、縦位置の方が掛け軸みたいに細長く見えるよね。

室生ダムの水没林3Horseman SW612・Apo-Grandagon 55mm F4.5・Kodak Ektar 100

コサイン4乗則のよる周辺光量低下を軽減するために、センターNDフィルターを付けているけど、やっぱり周辺が少し落ちている。う~~ん、気休め程度なのかな。
画面全体のバランスを考えると、今度はセンターNDフィルターを使わずに撮影したいと思います。

撮影にはカラーフィルムとモノクロフィルムの両方を使用しました。
今回の記事では、カラーフィルムで撮影したものだけアップしたので、また別の記事としてモノクロで撮影した写真をベースに記事にしたいと思います。

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