
今回は第百二十二代天皇明治天皇(めいじてんのう)の御陵とされている伏見桃山陵(ふしみのももやまのみささぎ)に行ってきました。
陵の敷地の桃山は、豊臣秀吉の築いた伏見城の本丸跡地で、京都に墓所が営まれたのは明治天皇の遺言によるものという。墳丘は古式に範を採った上円下方墳で、下段の方形壇の一辺は約60メートル、上段の円丘部の高さは約6.3メートル、表面にはさざれ石が葺かれている。
京阪電車宇治線「桃山南口駅」を下車して、徒歩10分ほどの距離。
桃山南口駅から向かうと、伏見桃山陵の大階段を登って行くことになる。
今回使用したカメラは、金属製4x5大判カメラのLinhof Master Technika 2000。
使用したレンズは2本。
1本目はローデンシュトックの凖広角レンズにあたるアポ・シロナーN 135mm F5.6。
2本目はシュナイダーの広角レンズにあたるスーパーアンギュロン 90mm F5.6 MC。
伏見桃山陵に行ってきた
伏見桃山陵の大階段前まで到着。
まずは階段したから撮影していくことにした。
Linhof Master Technika 2000・Super Angulon 90mm F5.6 MC・ILFORD DELTA 100
伏見桃山陵はランナー達の走るコースになっているのか、何人もの人が通り過ぎていく。
私も重い機材を担いで階段を上がっていると、陸上部の女子学生が通り過ぎていく。スタミナ持久力を付けるためなのか、体育会系特有のニンニク系食材を食べているようなオナラを、プップッとコイていくのである。
くっさ~~、臭すぎる!!
こちらも息が上がり気味で階段を登っているところなので、勘弁して欲しいものである・・・(TдT)
階段で女子学生のオナラにまみれてしまったので、一先ず手水舎に行き清めてから参拝。
Linhof Master Technika 2000・APO SIRONAR-N 135mm F5.6・ILFORD DELTA 100
明治天皇が埋葬された伏見桃山陵。
奥に見える墳丘も近代に入ってから造られたので、非常にしっかりとした形が確認できる。
また千数百年ぶりに埴輪が焼かれて設置されているようですが、残念ながら拝所からは埴輪は確認することができなかった。
古代の墳墓もこのような感じだったのだろうか、いろいろと想像してしまう。
遠近感の誇張効果が少ない凖広角レンズを使って、自然な感じに撮影。
Linhof Master Technika 2000・Super Angulon 90mm F5.6 MC・ILFORD DELTA 100
明治天皇が埋葬された伏見桃山陵から少し東側に行くと、明治天皇の皇后である昭憲皇太后の伏見桃山東陵(ふしみのももやまのひがしのみささぎ)がある。
こちらも非常に似た形式の上円下方墳の墳丘である。
広角レンズを使用して、全体を写すことした。
しばらく御陵周辺の森を歩いてから、帰路につくことにした。