福井県福井市の一乗谷朝倉氏遺跡に行って写真を撮ってきた

今回は福井県福井市の一乗谷朝倉氏遺跡に行って写真を撮ってきました。
一乗谷は戦国時代に、一乗谷城を中心に越前国を支配した戦国大名朝倉氏の遺跡です。朝倉孝景(10代当主)の頃から全盛期を迎え、最盛期には人口1万人を超え、北ノ京とも呼ばれていました。

JR福井駅を下車して、バスに乗って一乗谷朝倉氏遺跡に向かうことにしました。
バスに乗って30分ぐらいで到着。

バスは本数が少ないので、時間帯については注意してくださいね。

一乗谷朝倉氏遺跡のサイトはコチラ

Nikon D600

今回使用したカメラは、ニコンのフルサイズデジタル一眼レフのNikon D600
リコールされて不人気のデジタル一眼レフですが、中古市場で格安で入手できるコスパ最高のカメラです。

レンズはAI AF-S Zoom Nikkor ED 28~70mm F2.8D(IF)という20年ぐらい前のズームレンズ。
このレンズも中古で3万円弱で入手した。当時20万円弱のレンズが、これほど安くなっているのを考えると、嬉しいようで複雑な気分である。

Rolleiflex2.8F Planar

もう一台は中判二眼レフカメラの王者と言われるRolleiflex2.8F
同じ6x6判フォーマットの中判カメラのHasselbladとは違い、Rolleiflexはなぜかカメラとしての魅力が強く、何とも言えない愛着を持ってしまう不思議なカメラである。

一乗谷朝倉氏遺跡に行ってきた

バスで一乗谷朝倉氏遺跡の少し手前で降りて、そこから周辺の風景を撮りながら向かうことにした。

一乗谷朝倉氏遺跡の風景1Rolleiflex2.8F・Planar 80mm F2.8・Kentmere PAN 100

一乗谷は東西約500メートル、南北約3キロメートルという、狭い谷間の地域である。
その場所に最盛期には1万人以上の人が集まっていたというのだがら、立派な城下町が広がっていたのだと思う。

一乗谷朝倉氏遺跡の風景2Nikon D600・AI AF-S Zoom Nikkor ED 28~70mm F2.8D(IF)

一乗谷の北側の谷が最も狭まるところに下城戸が構築されて、その石垣が今の残っている。
写真ではわかりにくいと思うが高さ4mほどあるので、一つ一つがかなりの大きさの石である。

一乗谷朝倉氏遺跡の風景3Nikon D600・AI AF-S Zoom Nikkor ED 28~70mm F2.8D(IF)

下城戸から奥へ進んでいくと、平面復原地区が見えてきた。

一乗谷朝倉氏遺跡の風景4Nikon D600・AI AF-S Zoom Nikkor ED 28~70mm F2.8D(IF)

この地区には西の山際には多くの寺院跡があった場所。
建物の土台の石のようなものが、むき出しになっている。

一乗谷朝倉氏遺跡の風景5Nikon D600・AI AF-S Zoom Nikkor ED 28~70mm F2.8D(IF)

井戸の跡かな?
このような井戸が無数にある。

一乗谷朝倉氏遺跡の風景6Rolleiflex2.8F・Planar 80mm F2.8・Kentmere PAN 100

朝倉館跡へ到着。
左手から太陽の光が差し込んでいて、撮影条件は良くなかった^^;

一乗谷朝倉氏遺跡の風景7Nikon D600・AI AF-S Zoom Nikkor ED 28~70mm F2.8D(IF)

唐門を通り中に入ると・・・

一乗谷朝倉氏遺跡の風景8Nikon D600・AI AF-S Zoom Nikkor ED 28~70mm F2.8D(IF)

・・・
・・

ほとんど何もなかった^^;

一乗谷朝倉氏遺跡の風景9Rolleiflex2.8F・Planar 80mm F2.8・Kentmere PAN 100

右手に行くと、石仏とお地蔵さん、その横には石碑が並んでいる。

一乗谷朝倉氏遺跡の風景10Nikon D600・AI AF-S Zoom Nikkor ED 28~70mm F2.8D(IF)

越前朝倉氏最後(11代)の当主、朝倉義景(あさくら よしかげ)の墓。
織田氏との戦いに敗れ、この地では自刃を遂げた。

一乗谷朝倉氏遺跡の風景11Nikon D600・AI AF-S Zoom Nikkor ED 28~70mm F2.8D(IF)

朝倉館跡の奥から山へ登る道があったので、登っていくと湯殿跡庭園・諏訪館跡庭園が広がっていた。
当時は城下の寺院・町作りや庭園など、京の文化に影響を受けて繁栄していたのだと思う。

一乗谷朝倉氏遺跡の風景12Nikon D600・AI AF-S Zoom Nikkor ED 28~70mm F2.8D(IF)

庭園のある山から降りてくると、立派なイチョウの木が1本立っていた。
写真を撮っている人を入れて、イチョウのある景色を撮影。

そのバスを逃してしまうと、次のバスまではかなりの時間を待たなければならない。
もう少し撮影したかったのだが、福井駅へ向かうバスの時間となったので急ぎ向かうことにした。

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