Leica Summicron-R 50mm F2 Type-1の描写のレビューと作例を紹介

今回は私が使用しているライカのRマウントレンズである、Leica Summicron-R 50mm F2 Type-1(ズミクロン 50mm F2 Type-1)の描写のレビューと作例を紹介していきます。

Summicron-R 50mm F2 Type-1の描写

描写に関しては、M型レンズのズミクロンの第2世代に近いのかな。
そこまでシャープでコントラストが高いというわけでもなく、また解像度も現代のレンズにまったく及ばない。

しかし決して悪いレンズだとは思わない、当時としては優秀なレンズだと思います。

カラーで撮影した場合は、高発色ではなくコッテリとした色合いと言ったほうが適切に感じます。
むしろこのレンズはモノクロームで撮影した方が、グレートーンの諧調も豊富で向いているのではないかと個人的には感じています。

Summicron-R 50mm F2 Type-1の使い勝手とレビュー

M型のレンズに慣れている人であれば、R型のレンズを使うと戸惑うところがあると思います。
それは絞りリングとピントリングの位置が逆であるからです。

M型レンズの場合は、レンズ先端から絞りリングでその後にピントリングとなりますが、R型レンズの場合はピントリングからの絞りリングとなります。そのためM型ライカに慣れている人ほど、絞りを変えようと思って間違ってピントリングを回転させてしまうこともあるでしょう。

私もよく間違えますw

Leica Flex SLに装着するとこんな感じです。
Leica R3以降のボディにつけるよりは、やはり世代的にもLeica Flex SL時代のボディの方がよく似合うと考えています。M型のレンズまでは小さくないけど、開放値がF2なのでレンズの大きさも小さめ。

ズミルックスが大きいとか、重たいとか、拘りがある方も中にはいるが・・・
私自身は気にしないタイプなので、ズミクロンのサイズがいいとかは何とも言えない^^;

先細となったこの世代のズミクロンに、純正フード(12564)を装着。
エルマリート35mm F2.8も同じように先細のレンズなので、フードは兼用できるようになっている。

結果エルマリート35mmF2.8のためにも、同じフード・キャップを買うことになったのだが^^;

フードを逆にして、キャップを付けた状態。

フード一体型のこれ以降の世代のレンズは、気づいた時にはフードが引っ込んでいるのが好きになれない。だからTEPE-1のレンズとフードが分かれている方が、私は使いやすいと考えています。

もしフードを購入する場合は、フードとキャップはセットで販売されているのをオススメします。
キャップだけ探そうと思うと、なかなか中古で探しても見つかりませんので。フード単体は結構見つかるんだけどね・・・、なぜかキャップがないんですよ^^;

一番いいのは、レンズにフードとキャップが揃っているのがいいけどね。

Summicron-R 50mm F2 Type-1の作例

ライカのSummicron-R 50mm F2 Type-1で撮影した作例です。
これからも随時追加していきますので、期間を開けて閲覧して頂ければと思います。

Summicron-R 50mm F2の作例1Leicaflex SL・Summicron-R 50mm F2・New Seagull 100

 

Summicron-R 50mm F2の作例2Leicaflex SL・Summicron-R 50mm F2・New Seagull 100

 

Summicron-R 50mm F2の作例3Canon EOS 6D・Summicron R 50mm F2

 

Summicron-R 50mm F2 Type-1のまとめ

ライカのSummicron-R 50mm F2 Type-1について、描写のレビューと作例を紹介してきました。

ライカのR型のレンズも徐々に価格が上がってきてはいますが、M型に比べればまだまだ安価に購入できる価格帯です。
ライカのレンズを楽しんでみたいと考えている方でも、Mマウントレンズは高くて買えないと諦めていた人でも、R型のレンズならまだまだ手が出せる価格帯なので、挑戦してみるのもいいかもしれませんね。

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