今回は第12代景行天皇(けいこうてんのう)の皇子である日本武尊(やまとたけるのみこと)の御陵とされている白鳥陵古墳に行ってきました。日本武尊というと、日本の古代の英雄としても伝説が伝わっており、草薙の剣の由来についても深く関係している人物でもあります。
個人的に日本武尊の御陵が古市にあることを知らなくて、古市高屋丘陵に向かう途中の道標で知ることになり、古市高屋丘陵の撮影の後に向かうことにした。
最寄り駅は近鉄南大阪線「古市駅」を下車して、徒歩5~7分ほどで行ける距離にある。
拝所が駅から一番離れているので、少し時間がかかるところである。
今回使用したカメラは、4x5中判カメラのタチハラフィルスタンド45GF。
赤塗に金色金具が使用されている・・・、シャアかクワトロ専用?というような配色かもしれない。
使用したレンズは、標準レンズのNikkor W 150mm。
35mm換算だと42mm相当になるレンズなので、人によっては凖広角レンズという画角かもしれない。
白鳥陵古墳に行ってきた
白鳥陵古墳に到着。
周りは想像以上に民家に囲まれた場所にある。
拝所も細い路地を進んでいった先にある。
TACHIHARA Fiel Stand 45GF・Nikkor W 150mmF5.6S・ILFORD FP4 PLUS
90mmを使用するか、150mmを使用するかで悩んだが、90mmを使用すると民家が少し写ってしまいそうなので、150mmを使用することにした。素直な写りをする画角なので、その分しっかりと撮影しないと、イマイチな感じになってしまう。
しばらく冠布を被りながらの思考錯誤。
こういう面白さが大判カメラにはある。
空の機嫌が悪かったのか、日差しが差したり隠れたりの繰り返しの中で、しばらく待ったところで撮影。
絶対、近所の民家の人たちに、変な人がいると思われただろうな^^;
カメラをしまってから、その後は拝所を後にして古墳のまわりを見て回ることにした。