高野山真言宗遺跡本山 檜尾山観心寺へ行って写真撮影してきた

久しぶりの記事投稿になります。
5月はいろいろとあってなかなか記事投稿ができなくて、1回しか投稿できなかった。

少しだけ余裕ができたかなと思いつつも、まだフィルムを現像する余裕はないのでしばらくはデジタル撮影がメインになりそうである。

ということで今回撮影に行ったのは以前も一度だけ行って記事にしたことはあるが、大阪府河内長野市の観心寺という真言宗の寺院に行ってきました。

南海電鉄高野線「河内長野駅」を下車してバスに乗ること15分の距離。
バスを下車してからは、3分ほど歩くと目的地である観心寺に到着します。

観心寺の公式サイトはコチラ

ヘクトール135mmの付いてHasselblad907X

今回使用したカメラは中判デジタルカメラのHasselBlad907X。
変換アダプターを使用して、ライカMマウントレンズを装着して撮影を楽しむことにしました。

使用したレンズは3本。
1本目は広角レンズのズミクロン35mm F2。
第三世代の7枚玉とよく言われるレンズ。

2本目は標準レンズのズミクロン50mm F2。
Mマウントの沈胴タイプのズミクロンで、このころのレンズの作りの良さをすごく感じることができるレンズですね。一緒に持ち歩くと言い方が悪いかもしれないが、ズミクロン35mm F2の7枚玉が粗悪レンズに感じてしまうのである。
どのメーカーにも言えることだが、コストダウンとチープ化はどうにかならないものだろうか。

3本目は上の写真でもある、望遠レンズのヘクトール135mm F4.5。
おそらくライカレンズの中では、中古のなかでも一番安く購入できるのではないかというレンズ。私も1万5000円ほどで、程度としてはソコソコの状態のこのレンズを入手しました。

観心寺にいって撮影

300円の入山料を払い境内へ。
入山料がすごく安く感じるけど、維持管理費は大丈夫なんだろうかと余計なことを考える私。

ふと目についたのは、宗派関係なく永代供養か・・・。
最近では社殿を壊してマンションを建てるとかで騒ぎになってたそれはチョットと思う神社もあったけど、なかなかどこの寺社も維持管理で大変なんだろな。

観心寺の風景1Hasselblad 907X・Summicron 50mm F2(沈胴)・CFVII 50C

昨年の9月頃に来た時よりも、見て回るにはいくぶん快適な気温。
もちろん大阪市内よりも、海抜が高い地域にあるので3~5度ほど気温が低い。

観心寺の風景2Hasselblad 907X・Summicron 50mm F2(沈胴)・CFVII 50C

モノクロームにしているので、わかりにくいけどツツジもまだまだ咲いていた。

観心寺の風景3Hasselblad 907X・Summicron 50mm F2(沈胴)・CFVII 50C

ツツジというと、この周辺の地域では葛城山の山頂のツツジが有名らしい。
今年はもうタイミング的には行けないだろうけど、来年あたりに行ってみたいと思う。

観心寺の風景9Hasselblad 907X・Summicron 35mm F2(7枚玉)・CFVII 50C

観心寺の金堂。

観心寺の風景4Hasselblad 907X・Summicron 35mm F2(7枚玉)・CFVII 50C

ここからの景色が好きかな。
規模の大きい寺院ではあるのだが、有名観光地の寺社と異なり観光客が少ないのである意味で写真撮影はしやすい場所である。

入山料300円・・・大丈夫かな^^;

観心寺の風景5Hasselblad 907X・Summicron 35mm F2(7枚玉)・CFVII 50C

紅葉の時期にもう一度行きたくなる風景だよな。
ズミクロン35mmを開放絞りで撮影したけど、結構周辺の描写が甘いような気がする。

楠木正成公御首塚Hasselblad 907X・Summicron 35mm F2(7枚玉)・CFVII 50C

日本屈指の英雄の一人である楠木正成公の御首塚。
売国と反日の巣窟となった、もじどおり滅亡寸前の状況下の日本をどう思っているだろか。
大阪は特に酷いよね・・・

観心寺の風景6Hasselblad 907X・Summicron 35mm F2(7枚玉)・CFVII 50C

金堂からは西側方面に少し離れた場所にある重要文化財である恩賜講堂。
昭和天皇即位の大礼に祭して建てられた大饗宴場の部材や内装を、再利用する形で昭和5年に建てられた建築物であるそうです。
皇室で使用された建築材が門跡寺院などで再利用されて使われているのは聞いたことがあるが、南朝の後村上天皇御旧跡もあるお寺だから、ここもそのように使われていたのかな。

観心寺の風景7Hasselblad 907X・Hektor 135mm F4.5・CFVII 50C

1万5000円で購入したヘクトール135mm F4.5の写り。
昔のライカの望遠レンズは優秀と聞いていたが、想像以上にいい写りをしてくれる。

観心寺の風景8Hasselblad 907X・Hektor 135mm F4.5・CFVII 50C

こんなにいい写りなんだけね。
M型ライカでは使いにくい焦点距離であるのはわかるけど、なんでライカレンズでもトップクラスの安いレンズになっているんだろう。

星塚一の貧狼星Hasselblad 907X・Summicron 35mm F2(7枚玉)・CFVII 50C

日本で唯一、北斗七星を祀るお寺でもある。
金堂を囲むように、各所に星塚がある。

北斗七星と聞くと私の世代は胸に七つの傷を持つアレを連想してしまう^^;

まずは星塚一番の貧狼星から。

星塚二の巨門星Hasselblad 907X・Summicron 35mm F2(7枚玉)・CFVII 50C

星塚二番の巨門星。

星塚三の禄存星Hasselblad 907X・Summicron 35mm F2(7枚玉)・CFVII 50C

星塚三番の禄存星。

星塚四の文曲星Hasselblad 907X・Summicron 35mm F2(7枚玉)・CFVII 50C

星塚四番の禄存星。

星塚五の廉貞星Hasselblad 907X・Summicron 35mm F2(7枚玉)・CFVII 50C

星塚五番の廉貞星。

星塚六の武曲星Hasselblad 907X・Summicron 35mm F2(7枚玉)・CFVII 50C

星塚六番の武曲星。

星塚七の破軍星Hasselblad 907X・Summicron 35mm F2(7枚玉)・CFVII 50C

星塚七番の破軍星。

観心寺の風景10Hasselblad 907X・Summicron 50mm F2(沈胴)・CFVII 50C

後村上天皇御旧跡。
観心寺の山の上には、後村上天皇檜尾陵もある。

その後ぐるりと観心寺内を見て回ってから次の目的地に向かうことにしました。

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