今回は少し前に撮影に行った大阪府富田林市の龍泉寺に再び行き、庭園の風景を大判カメラのLinhofを使い6x17のパノラマ撮影をしてきました。
近鉄長野線「富田林駅」を下車して、そこから金剛バスを使い山の麓まで向かうことになります。
ただし金剛バスが廃止されるようなので、今後の交通に関しては調べてから向かうことをオススメします。
今回使用したカメラは、4x5判の大判カメラのLinhof Master Technika 2000。
6x17の6x17フィルムフォルダを使いパノラマ撮影をすることにしました。日本ではパノラマ写真は、80年代後半から90年代まで一時的に盛上りありましたが、それ以降は下火になってマイナーなジャンルですよね^^;
最近ではパノラマカメラを見つけるのも困難で、中古で見つけても30万円以上の価格となっている。
費用を抑えるためにも、私の場合は大判カメラでパノラマ撮影をすることにしている。
使用したレンズは2本。
画角的には超広角となるSuper Angulon 90mm F5.6 MC(35mm換算で22mm相当)。
画角的には広角となるNikkor W 150mmF5.6S(35mm換算で37mm相当)。
龍泉寺の庭園を撮影
前回の撮影では、正方形フォーマットと35mm判フォーマットで撮影した。
今回は極端に横に長い6x17フォーマットを使用して、同じ場所を撮影することにした。
Linhof Master Technika 2000・Nikkor W 150mmF5.6S・FUJI PRO160 NS
6x17のファインダーを覗いていると、全く周りの見え方が異なる。
Linhof Master Technika 2000・Super Angulon 90mm F5.6 MC・FUJI PRO160 NS
超広角の画角になるレンズを装着した際には、特にそう感じる。
ただし左右の光量の低下が激しいので、周辺は薄暗く見えてピントの山は掴みにくい。
Linhof Master Technika 2000・Nikkor W 150mmF5.6S・FUJI PRO160 NS
35mm判のフォーマットでは、たぶんこんな感じにならなかったと思う。
Linhof Master Technika 2000・Nikkor W 150mmF5.6S・FUJI PRO160 NS
何か白っぽくなってしまった箇所が2コマほどあった。
どうも6x17フィルムフォルダのフィルム送り窓から光が入ってしまったのだと思う。
赤窓すらないフィルムフォルダなので、何か斜光対策をしないといけないのかもしれない。
今年は試行錯誤して、6x17のパノラマ撮影をしていきたいと思う。