奈良県橿原市の新沢千塚古墳群に写真を撮りに行ってきた

今回は奈良県橿原市の新沢千塚古墳群に写真を撮りに行ってきました。
新沢千塚古墳群は畝傍山の南南西に位置する丘陵で、径約10〜15メートルの円墳など総数600基以上の墳墓が密集した古墳群である。

近鉄橿原神宮前駅から下車して、徒歩25分ほどの距離。
途中に身狭桃花鳥坂上陵もあるので、合わせて見てまわるのもいいかもしれない。

TACHIHARA Fiel Stand 45GF

今回使用したカメラは、4x5大判カメラのタチハラフィルスタンド45GF。
宝石箱のようなキラキラした大判カメラです。

使用したレンズは3本。
ローデンシュトックの超広角レンズ、グランダゴンN 65mmF4.5。
ローデンシュトックの準広角レンズ、アポシロナーN 135mmF5.6。
ローデンシュトックの標準レンズ、アポシロナーN 210mmF5.6。

4x5判のレンズに関しては、個人的にはローデンシュトックのレンズが感覚的にしっくりときたので、ローデンシュトックをメインにレンズを揃えることにしています。

新沢千塚古墳群の特徴

この古墳群の氏族ないし埋葬者は特定されていない。
副葬品からもかなり高位の身分の人たちではないかと考えます。

副葬品も多く出土していて、金・銀・ガラス・ヒスイ・鏡・鎧などが出土している。ガラスに関しては、成分分析からローマガラスと同一の成分であることも確認されている。その他ペルシャ・支那・朝鮮など由来の副葬品が出土している。当時から世界的な交易が行われていたことを考えさせられる。

新沢千塚古墳群の風景1TACHIHARA Fiel Stand 45GF・APO SIRONAR-N 135mm F5.6・ILFORD FP4 PLUS

ポコポコと盛り上がっているのが古墳。
新沢千塚古墳群では見渡す限りこういう風景が広がっている。

新沢千塚古墳群の風景2TACHIHARA Fiel Stand 45GF・Grandagon-N 65mm F4.5・ILFORD FP4 PLUS

池の向こうにも古墳。
円墳ばかりかなと思っていたが、9基の前方後円墳、1基の前方後方墳、12基の方墳もあるようだが・・・時代の経過による風化なのか、ほとんどが円墳に見えてしまう^^;

新沢千塚古墳群の風景3TACHIHARA Fiel Stand 45GF・APO SIRONAR-N 210mm F5.6・ILFORD FP4 PLUS

転落防止用のガードレールかと思うのだが、景観保持のためにせめて木製にして欲しいと思う。
この向こう側は森になっているが、森の中も円墳などの古墳が広がっている。

撮影していると、霙が降ってきたのでカメラをしまい帰路につくことにした。

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