大阪府藤井寺市の古室山古墳に行って写真を撮ってきた

今回は大阪府藤井寺市の古室山古墳に行って写真を撮ってきました。
古室山古墳は墳丘長は150メートルの前方後円墳で、大型(古市古墳群の中では中規模)の古市古墳群を構成する一つとなっている。

最寄り駅は近鉄大阪線「土師ノ里駅」を下車して、徒歩15分ほどの距離。
周囲は基本的に一軒家が立ち並ぶ住宅街となるので、入り組んだ道を歩いていくことになる。

ディアドルフ8x10

今回使用したカメラは、8x10木製大判カメラのディアドルフ8x10。
数ある8x10木製大判カメラの中でも、もっとも知名度の高いカメラである。

装着しているレンズは、ゲルツ社のゴールドリム・ダゴール 210mm F6.8。
35mm換算で28mm相当の焦点距離となるレンズです。8x10のイメージサークル対応する数少ない広角レンズで、その中でも非常に小型のレンズで持ち運びにも適している。また描写に関しても、今回初めて使用して素晴らしい描写をするレンズであるとすぐに感じた。

8x10のイメージサークルに対応したスーパーアンギュロン 210mmやスーパージンマーXL 210mmなどは、同じ焦点距離であっても3倍以上大きなレンズになる。

古室山古墳を撮影

古室山古墳は誰でも出入りできる古墳で、周囲は緑地のような公園になっている。
撮影の準備をしていると犬の散歩をしている人などが、前を通っていくのでしばらく撮影できるタイミングを待ってから撮影することになった。

古室山古墳の風景Deardorff 8x10・Goerz Gold Rim Dagor 210mm F6.8・ILFORD FP4 PLUS

ゴールドリム・ダゴール 210mm F6.8は8x10をカバーするイメージサークルがあるといっても、絞りをF45まで絞る必要があるという情報があったので、今回は素直にF45まで絞り撮影することにした。
さすがにシャッタースピードは遅くなり、1/25ぐらいのシャッタースピードとなった。

風がそれほどない日だったので難なく撮影できたが、風のある日は撮影が難しいだろな。
被写体ブレもあるので、絞りF22ぐらいで撮影できないのかな?と少し試してみたくはなったのだが・・・次回は2カット撮影して、F22でイメージサークルが足りているか確認してみよう。

しばらく古室山古墳を見て回ってから、次の目的地に行くことにした。

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