第十代天皇 崇神天皇の御陵である山邊道勾岡上陵に行ってきた

今回は第十代崇神天皇(すじんてんのう)の御陵とされている山邊道勾岡上陵(やまのべのみちのまがりのおかのえのみささぎ)に行ってきました。
奈良県天理市柳本町にある古墳で、古墳としての名称は、行燈山古墳(あんどんやまこふん)と呼ばれている。古墳総長360m(墳丘長は242メートル)の前方後円墳で、柳本古墳群では渋谷向山古墳(天理市渋谷町、300メートル)に次ぐ第2位の規模になる。

最寄りの駅はJR桜井線の柳本駅から、徒歩で10分ほどの距離にあります。
今回は山邊道勾岡上陵に行く前に黒塚古墳を撮影してから行くことにした。

黒塚古墳を撮影した記事はコチラ

タチハラフィルスタンド 45GF

今回使用したカメラは、木製の4x5大判カメラのタチハラフィルスタンド45GF。
所有しているリンホマスターテヒニカ2000に比べかなり軽量で、非常に軽い4x5大判カメラである。
機能面に関しても風景撮影に使うだけでは、十分実用を満たしていて使いやすいカメラです。
少し派手目な見た目に関しては、人によって好みが分かれるかもしれないが・・・

使用してレンズは2本。
1本目はSinarのSinaron W 75mm F4.5 MC。
前回でも紹介したがローデンシュトックのOEM製品で、Grandagon-N 65mm f4.5というレンズ。35mm換算だと21mm相当になるレンズなので、分類的には超広角レンズにあたる。

2本目はRodenstockのAPO SIRONAR N 210mm F5.6。
アポクロマート補正されたレンズで、比較的に現代的な描写に近いレンズでカラー撮影に向いたレンズ。カラーリバーサルで使ってみたいレンズです。
35mm換算だと59mm相当になるレンズなので、分類的にはやや長めの標準レンズにあたる。

山邊道勾岡上陵に行ってきた

黒塚古墳からしばらく歩いて、目的地である山邊道勾岡上陵に到着。
どんどん暑くなってきているので、大判カメラを準備するのでも頭がクラクラとして一苦労である。

崇神天皇陵1TACHIHARA Fiel Stand 45GF・APO SIRONAR N 210mm F5.6・ILFORD FP4 PLUS

拝所前の階段前から撮影。
ここの御陵は、他の御陵に比べて別格に大きい御陵となっている。

崇神天皇陵2TACHIHARA Fiel Stand 45GF・Sinaron W 75mm F4.5 MC・ILFORD FP4 PLUS

拝所の正面から撮影。
残念なことに、フィルムフォルダ内でネガが斜めになっていたようで、傾いた状態で撮影されていた。
撮影する前にフィルムフォルダをトントンとして、フィルムの傾きを直さないといけないですね^^;

無理やりトリミングしても、水平をとれていなかったのもあり歪みが・・・
失敗だな、こりゃ。

崇神天皇陵3TACHIHARA Fiel Stand 45GF・APO SIRONAR N 210mm F5.6・ILFORD FP4 PLUS

周囲の南側から撮影。
南側は田んぼなどが広がる風景である。
ただし一部の田んぼにはジャンボタニシが発生しており、ここも外来種に侵略されているのだなと考えさせられました。

急激に暑くなってきたので、これは危険だと思い急ぎ柳本駅に戻ることにした。

おすすめの記事