今回は第十一代天皇垂仁天皇(すいにんてんのう)の御陵である菅原伏見東陵(すがわらのふしみのひがしのみささぎ)に行ってきました。実は第十代天皇の崇神天皇の御陵も先に行っていたのですが、まだフィルムの現像ができていないんで、先に垂仁天皇の御陵へ行った記事をアップしました。
垂仁天皇についてですが、御間城天皇(崇神天皇)の第三皇子で、生母は皇后の御間城姫命(みまきひめのみこと、大彦命の娘)となります。垂仁天皇の娘にあたる第四皇女となる倭姫命(やまとひめのみこと)は、天照大神を伊勢の地(現在の伊勢神宮)に祀ったとされ、斎宮の起源とされる人物です。
最寄り駅は近鉄橿原線の尼ヶ辻駅を下車して、徒歩で5分ほどの距離となります。
近くには唐招提寺もあるので、唐招提寺に行かれる方は合わせて観光で回ってみるのもいいかもしれませんね。
今回使用したカメラは、6x6判の中判フィルムカメラのハッセルブラッドSWC。
超広角レンズのビオゴン38mmがカメラに固定で装着されており、目測でピントを合わせるちょっと特殊なカメラです。使い勝手は決して良いとは言えないカメラの部類になるけど、撮影した仕上がりは別格の写りをしてくれると個人的に感じています。
菅原伏見東陵に行ってきた
今回は天気と空模様にも恵まれたためか、ハッセルブラッドSWCを活かせるような撮影状況になった。
Hasselblad SWC Biogon C38mm・ILFORD FP4 PLUS
手前の畑が広がるところから撮影。
前方後円墳の形もハッキリしているのと、周辺が広がりがある景色なのでいい感じ撮影できる。
でも真後ろは、普通に車が走っている道路なんだけどね^^;
Hasselblad SWC Biogon C38mm・ILFORD FP4 PLUS
道を感じる!!
Hasselblad SWC Biogon C38mm・ILFORD FP4 PLUS
右手前の陪塚(ばいちょう・ばいづか)も池に浮かぶようにあり、印象的な景色。
水鳥も多いので、野鳥を撮る方にもいいかも?
Hasselblad SWC Biogon C38mm・ILFORD FP4 PLUS
拝所前から。
すこしカメラが傾いたのか、ちょっと柵の部分が歪んだ感じになってしまった^^;
水準器を確認しながら、水平に気をつけて撮影したつもりなんだけど・・・なかなか難しいですよね。
撮影を終えて拝礼を行ってから、次の目的地へ向かうことにしました。