大阪府富田林市の錦織神社へスーパーセミイコンタで写真撮影してきた

今回は大阪府富田林市の錦織神社へ、スプリングカメラのスーパーセミイコンタを持って写真を撮影してきました。明治池公園に撮影に行った帰り道で、偶然に神社の前を通ったので、お参りを兼ねて錦織神社を見て回ることにしました。

最寄り駅は近鉄長野線「川西駅」。
駅からは徒歩で3分ほどで到着できる距離なのですが、主要な通りから脇道に入った民家に囲まれた地域に鎮座しています。

周りを森に囲まれているので、それを目印にしてもわかりやすいかもしれません。

錦織神社についてはコチラもチェック

Super Semi Ikonta V

今回使用したカメラは蛇腹式のスプリングカメラであるツァイスイコンのスーパーセミイコンタV。
搭載されているレンズはツァイス・オプトンのテッサー75mm F3.5レンズ。クラシックカメラが好きな方ならご存じの方も多いと思うが、この時代の西ドイツのツァイス・オプトンのレンズはあまり品質が良いとはいえなく画質の面では東ドイツのカール・ツァイス・イエナのテッサーの方が優れている。

そのためスーパーセミイコンタVに搭載されているレンズについても、カール・ツァイス・イエナで製造されたテッサーが付いている個体の方が人気のようである。

前回の記事でも少しばかり記載したが、どうやら故障しているようなので写真の仕上がりに関しては、残念な結果となってしまった^^;

錦織神社で写真を撮ってきた

古くはこの地域は錦織郡と呼ばれていた場所で綾織(あやおり)などを調停に献上していた地域でもあるようです。一般的には百済から来た渡来人とも言われているようです。

話は若干それますが、この渡来人というのも様々なルーツをもった人たちがいるのがわかってきている。遥か向こうの中央アジア・中東などからも渡来人が朝鮮半島の百済や新羅を経由(または長江より南の南方ルートの経由もある)して何万人という規模で1,000年以上の期間で何度も渡来しているようなので、いったいどういう渡来人が日本へ来て、日本人と同化していったのか想像を掻き立てられるところである。

たとえば弓月国(キルギス・カザフスタン辺り)からきた秦氏や、イランから来たペルシャ系の渡来人の路子工(みちのこたくみ)などは、朝鮮半島を経由して日本を目指してきた人たちでもある。しかし日本の歴史教育では渡来人=中国・朝鮮から来た人という洗脳とも言える刷り込み教育が現在もされている。

戦後の政治・イデオロギー・隣国の干渉ともいえる凝り固まった洗脳刷り込み教育を、いつまで続けるつもりなのだろうか。世界中の人たちが古代日本に来て、争うことなく文化面を含めて日本人に同化していった奇跡を教えるべき時期に来ているのではないかと思うところである。

錦織神社の鳥居RICOH GR・GR LENS 18.3mm F2.8

錦織神社の鳥居。
第二の鳥居は新しく建てられた鳥居なのか、新しさを感じる白い石材となっていた。
時が経つにつれて、ほどよい色合いになるのかもね^^

錦織神社の参道Super Semi Ikonta V・Tessar 75mm F3.5・ILFORD FP4 PLUS

参道の道も真っ直ぐで景色も綺麗なんですよね。
使用したカメラの問題で、イマイチな写りになっているのが残念過ぎる。

錦織神社の参道の景色Super Semi Ikonta V・Tessar 75mm F3.5・ILFORD FP4 PLUS

奥へ進むと境内と思われる開けた場所に到着。
後ろを振り返った景色も、直線的で静けさを感じる景色である。

境内Super Semi Ikonta V・Tessar 75mm F3.5・ILFORD FP4 PLUS

社務所と思われる建物を通り抜けて、社殿のある方に向かうことにした。

錦織神社の社殿RICOH GR・GR LENS 18.3mm F2.8

中央の本殿には建速素戔鳴命がお祀りされている。
また左右に品陀別命(ほんだわけのみこと)、菅原道真がお祀りされています。

社殿Super Semi Ikonta V・Tessar 75mm F3.5・ILFORD FP4 PLUS

本殿は重要文化財に指定されているようです。
特徴的なのは屋根で、唐破風(からはふ)という丸みを帯びた軒の上に千鳥破風と呼ばれる三角形の屋根をのせた様式となっています。
このような屋根の形は室町時代のもので、例は非常に少なく貴重な建築物で、安土桃山から江戸時代にかけて多く造られた複雑な屋根様式の原型となり、有名な日光東照宮本殿の拝殿なども、影響を与えたようです。

帰りの道の参道Super Semi Ikonta V・Tessar 75mm F3.5・ILFORD FP4 PLUS

帰りの道の参道。
まっずぐと150mくらい道を歩いていく夫婦の後ろ姿を撮影。
ただね・・・カメラの調整が^^;

それにしてもスーパーセミイコンタVは残念なことになってしまったな。
購入した時の価格はそれ程高くなかったので、修理するよりもこのままオブジェになってしまうかもしれないな^^

カール・ツァイス・イエナのテッサーが搭載された個体を見つけた際には、またスーパーセミイコンタVを使ってみたいと思います。

まあ時代物の中古カメラだから仕方ないと割り切るしかないのだが・・・
例のお店で購入したカメラのハズレ率が高過ぎるんだよね、動作チェックやオーバーホール済みでもちゃんとした人が整備しているのか?
これからは気をつけよう(;´д`)トホホ…

おすすめの記事