奈良県高市郡明日香村の斉明天皇両槻宮推定地に亀形石造物を見てきた

今回は奈良県高市郡明日香村の斉明天皇両槻宮推定地に、亀形石造物を見に行ってきました。
前回の記事で紹介した酒船石遺跡のすぐ隣の遺跡でもあることから、亀形石造物も何かしら関連のあるところかもしれない。
推定地としてされているのは、両槻宮は他の場所にもそのような場所があるということらしい。

アクセスに関しては、近鉄南大阪線「橿原神宮前駅」を下車して、そこから橿原神宮駅東口 2 番のりばから出ているバスに乗って明日香の方へ向かうことになります。
「万葉文化館西口」のバス停で降り、すぐ真正面に入り口があります。

斉明天皇両槻宮推定地に亀形石造物を見学

酒船石遺跡を見て回ってから、すぐ隣の斉明天皇両槻宮推定地に到着。
ここには亀形石造物という、謎の石造物が発掘されてから公開されている。

斉明天皇両槻宮推定地1RICOH GR・GR LENS 18.3mm F2.8

小高い山の麓にある。
左手側には奈良県立万葉文化館がある。

亀形石造物RICOH GR・GR LENS 18.3mm F2.8

奥へ進んでいくと、亀形石造物のある場所が見えてきた。
思っていたよりも、石の形状がしっかりと残っている。

亀形石造物1RICOH GR・GR LENS 18.3mm F2.8

何かの祭祀に使用された場所なのだろうか。
道教の世界を表す両槻宮の一部ではないかとか、政治を占う施設とか、身を浄める場所とかさまざまな説があるようですが、ここも酒船石遺跡と同じくよくわかっていないようです。

斉明天皇両槻宮推定地2RICOH GR・GR LENS 18.3mm F2.8

後ろの竹藪の上の方に、酒船石が位置する。
2つの石造物には、何か関連性はあるのか?!

亀形石造物2RICOH GR・GR LENS 18.3mm F2.8

たしかに手足部分は亀に近い形をしている。
でも顔は亀というよりは、天空の城ラピュタのロボット兵のような顔をしている。

見ようによっては、全身似ているかも?!

話は脱線してしまったが、記紀や遺跡を巡っていると、謎が深まるばかり!!
天孫族とは何者だったのか、さまざまな空想で楽しむことができますねw

土嚢で作られた丘RICOH GR・GR LENS 18.3mm F2.8

発掘で遺跡部分だと分かった箇所は、現在の2倍ほどの面積。
石垣っぽくなっているのをよく見ると、土嚢のようである。
半分は上の写真でわかるように、土が盛られて丘のようになっている。

その後一通り斉明天皇両槻宮推定地を見て回ってから、帰路につくことにしました。

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