今回は第二十九代欽明天皇(きんめいてんのう)の御陵とされている檜隈坂合陵(ひのくまのさかあいのみささぎ)に行ってきました。
奈良県高市郡明日香村にある古墳で、古墳としての名称は、梅山古墳(うめやまこふん)と呼ばれている。全長約140m 後円部径72mの前方後円墳で、明日香村内では最大の古墳である。
近鉄吉野線「飛鳥駅」を下車して、徒歩5分ほどの距離。
道自体は駅前の通りからまっすぐ歩いていくので、基本的に迷わないのだが、道の広さに対しての車の交通量の多さから、少し注意して歩く必要のある道である。
今回使用したカメラは、二眼レフのローライフレックス3.5Fクセノタール付き。
御陵を撮影する時には、大判カメラを使おうと決めていたのだが、夏の暑さに負けて今回は中判カメラの中でも比較的軽量なローライフレックスを持っていくことにした。
ちなみにそれでも1kg弱はあるカメラなんだけどね。
まあそれくらいなら私が所有するカメラの中では、軽いカメラの部類である。
檜隈坂合陵に行ってきた
撮影自体は8月末に行ったのだが、まだまだ残暑の続く気候である。
そんなこともあり、撮影自体はなるべく朝早くに出かけて、午前中に切り上げることが続いている。
Rolleiflex3.5F・Xenotar 75mm F3.5・Kentmere PAN 100
檜隈坂合陵に到着。
御陵というと、山や森、民家に囲まれたところが多いが、ここは広々としているので写真が撮りやすい。
もちろん近辺には多少の民家や田畑があるんだけどね。
Rolleiflex3.5F・Xenotar 75mm F3.5・Kentmere PAN 100
拝所も他の御陵よりも若干大きい。
神の字の付く天皇の御陵は、もっと大きいのだが。
Rolleiflex3.5F・Xenotar 75mm F3.5・Kentmere PAN 100
もう少し引きで撮影したかったのだが、後ろは階段になっていたので、それ以上後ろに行くことができない。80mmが付いたローライフレックスでなかったことが、少し優位に使うことができた。たった5mmの違いであるのだが、75mmと80mmのどっちを使うか悩むところですよね。
しばらく檜隈坂合陵を見てから、暑くなる前に次の目的地に向かうことにした。