今回は大阪市の淀川河川敷に行って購入したNisi角型フィルターを試すべく撮影に行ってきた。
ちょうど雨上がりの後の雲の動きが活発な空模様だったので、NDフィルターを使用して違いを見るには最適な日だと思い撮影に出ることにしました。
淀川の河川敷と言っても、両岸を合わせるととても長く撮影に適した場所は多数ある。
私が行ったのは淀川大橋を渡った十三側の河川敷でとなります。
一番行きやすい場所と考えると、自分の軟弱さを感じますね^^;
今回使用したカメラは、6x6判中判フィルムカメラのHasselBlad SWC。
HasselBlad SWCの外付けファインダーだと厳密な構図確認ができないため、今回は厳密な構図確認をするためにアクセサリーの「フォーカシング スクリーン アダプター SWC 41050」と「リフレックスビューファインダ RMFX 47070」を使用することにしました。
フォーカシング スクリーン アダプター SWC 41050を装着するだけでも、全体的な構図確認をできるのですが天地左右逆転状態になるので、今一つ確認しにくに状態です。そこでリフレックスビューファインダ RMFX 47070を装着することで、天地は正常状態にすることができます。これで天地正像の左右逆転状態だけとなるので、HasselBladのウエストレベルファインダーと同じような状態となります。
どちらのアクセサリーもあまり中古カメラ店で見かけることが少ないアクセサリーなので、HasselBlad SWCをお使いの方は中古カメラ店で見つけたら悩むことなく購入しておいた方が良いアクセサリーだと思います。
Nisi角型フィルターを使って淀川河川敷を撮影
雨が降ったり止んだりしている。
河川敷の方に行こうと思ったら雨が降ってきて、30分ほど雨が止むのを待ってから河川敷に向かうことにした。
Hasselblad SWC Biogon C38mm・ILFORD FP4 PLUS
草がボーボーに生えて、川岸に行けない。
以前は歩く道がある程度残っていたが、草に埋もれてしまったのか・・・
草を掻き分けて川岸へ。
Hasselblad SWC Biogon C38mm・ILFORD FP4 PLUS
まずはNDフィルターを使わない状態で撮影。
これはこれでいいんだけどね。
今回は角型NDフィルターの効果を試して比較したいのである。
Hasselblad SWC Biogon C38mm・ILFORD FP4 PLUS・ND8
まずはND8フィルターから。
3段分の減光効果なので、少しだけシャッター速度を遅くする必要がありますね。
空は対して変わらないけど、水面の波が少しだけ滑らかになった感じですね。
Hasselblad SWC Biogon C38mm・ILFORD FP4 PLUS・ND64
次にND64フィルター(6段分の減光効果)に交換して撮影。
空の雲もある程度輪郭が滑らかになってきていますよね。
水面はほぼほぼツルンツルンになっている^^
Hasselblad SWC Biogon C38mm・ILFORD FP4 PLUS・ND1000
次にND1000フィルター(10段分の減光効果)に交換して撮影、ここからはバルブ撮影。
空の雲も輪郭を失い滑らかになって流れているような動きが出てきていますよね。
水面は完全にツルンツルンになっている^^
Hasselblad SWC Biogon C38mm・ILFORD HP5 PLUS・ND32000
次にND32000フィルター(15段分の減光効果)に交換して撮影。
ただしフィルムを交換する必要が発生し、手元にあったフィルムがISO400しかない^^;
約2段分ほどシャッタースピードが速くなるので、この撮影には向いていないよね。
なのでND8とND32000の二枚重ねにして、16段分(15+3段分の減光 - 2段分のISO感度・・・多分)で撮影しました。
しかし目に見えて言うほどND1000と比較して大きな違いがない気がするのは気のせいか^^
その時の撮影していた対象の動き具合などの影響もあるのかもしれませんね。
まだまだ使いこなしていないので、これからドンドン角型NDフィルターを使って撮影してみようかな。
Hasselblad SWC Biogon C38mm・ILFORD HP5 PLUS
そして帰り際に川の土手から撮影。
いかんいかんと思いながらも、やっぱり手持ち撮影が楽だわw
次は海あたりに行って角型フィルターで撮影だな!!