今回は大阪府河内長野市の烏帽子形城跡を観光して写真撮影してきました。
烏帽子形城は楠木正成が鎌倉幕府への抵抗の拠点とするために築城した城砦群で、楠木七城(河内七城)のひとつとなります。
楠木七城は、千早城、下赤坂城、小根田城(上赤坂城の一部)、桐山城(上赤坂城の一部)、烏帽子形城、龍泉寺城(嶽山城)、金胎寺城とあり、河内長野市・富田林市・千早赤阪村など各所に城跡が残っているので、歴史観光の際には足を運んでみたいところです。
最寄り駅は南海高野線「河内長野駅」となります。
前回の記事では、先に烏帽子形八幡神社から先に向かうことになりましたので、そちらの記事もチェックしていただければと思います。
今回使用したカメラは、フィルムカメラのLeica M4。
個人的にはM型ライカの中でも、デザイン面とフィルム装填やファインダー面での使いやすさと操作感覚などの総合的にバランスのとれたモデルとなっているので気にいっている。
今回使用したレンズは、広角レンズのSummicron 35mm F2の第三世代レンズ。
レンズ設計にコンピューターが導入されてからのレンズで、ライカレンズに限らずメリハリと適度なコントラストがある80~90年代のレンズが、自分の世代的にも一番しっくりきてしまう。
ニコンで例えるなら、AF化されてからDタイプレンズくらいまでのレンズが一番好きな描写するかな。
烏帽子形城跡を観光
烏帽子形八幡神社の境内を出てからは、烏帽子形山の一般道路を少しばかり歩いていくことになります。
Leica M4・Summicron 35mm F2(7枚玉)・New Seagull 100
ため池の風景。
以前の記事でも書いたことがありますが、河内・泉州地域は人工的に作られたため池が非常に多い地域なのです。この池もその一つなのかな?
Leica M4・Summicron 35mm F2(7枚玉)・New Seagull 100
しばらく歩いていると、烏帽子形公園の入り口が見えたのでそちらから烏帽子形城跡へ向かうことにした。
Leica M4・Summicron 35mm F2(7枚玉)・New Seagull 100
烏帽子形公園も整備された公園で、子供たちがアスレチックで遊んでいる。
最近は遊具が使えない状態になっている公園が少なくないけど、ここは自由に遊べるようになっている。
Leica M4・Summicron 35mm F2(7枚玉)・New Seagull 100
烏帽子形城跡へ入っていく道。
ここからは山のハイキングコースくらいの道になっている。
Leica M4・Summicron 35mm F2(7枚玉)・New Seagull 100
しばらく歩いていると、山城のなごりの堀切の跡に遭遇した。
烏帽子形城跡自体が、山城の特徴や各施設跡などがわかりやすい状態で残っているので、お城好きの方にもおすすめの場所かもしれない。
RICOH GR・GR LENS 18.3mm F2.8
道っぽく見えるけど、ここも堀の名残りなのかな?
Leica M4・Summicron 35mm F2(7枚玉)・New Seagull 100
山中を歩いていると、ところどころに山百合が咲いている。
山中に群生しているところとかもあったら綺麗だろな、あればいいんだけど。
RICOH GR・GR LENS 18.3mm F2.8
更に山の上に登っていくと、曲輪という施設があった場所に到着した。
比較的新しいシリーズの信長の野望というゲームをプレイされている方なら、曲輪と聞くと何かわかるかなと思います。
特に山城攻めの時にね^^;
Leica M4・Summicron 35mm F2(7枚玉)・New Seagull 100
発掘後に整備されていると思うが、盛り土された感じと敷石が残っているな。
RICOH GR・GR LENS 18.3mm F2.8
ここはなぜか整備され過ぎている。
なぜにコンクリートと金属製の階段が・・・
Leica M4・Summicron 35mm F2(7枚玉)・New Seagull 100
山の上から見る風景。
RICOH GR・GR LENS 18.3mm F2.8
曲輪があった場所から下って行くと、ここには横堀と土塁の跡が残っている。
現在は土塁の上がちょうど道となっている。
RICOH GR・GR LENS 18.3mm F2.8
こう見ると山城であるような痕跡が、はっきりとわかるな^^
道と一体化しているところもあるけど、その道をたどり下山していくことにしました。
Leica M4・Summicron 35mm F2(7枚玉)・New Seagull 100
下山するとどこかわからない小さな公園に出てきた。
Googlemapを確認すると、はじめに入った場所からはちょうど反対側の位置に下山してきたようである。
その後しばらく位置関係を確認したがら、帰路につくことにしました。