今回は大阪府堺市の大鳥大社に行って、二眼レフを使って写真を撮影してきました。
第十二代景行天皇の第二皇子で、武勇に優れた伝説が古事記や日本書紀でも記されている日本武尊(やまとたけるのみこと)を主祭神としてお祀りしている名神大社です。
JR阪和線「鳳駅」を下車して徒歩で向かうことにしました。
駅からは徒歩で5分ほどの距離で、電車を乗っていても大鳥大社大社と思われる森が見えるのでそれほど迷わずに向かうことができると思います。
また3駅ほど隣の駅には仁徳天皇陵を含めた古墳群もあるので、お参りの跡には古墳群巡りをしてみるのもいいかもしれませんね。
今回使用したカメラは、二眼レフカメラのローライフレックス3.5Fクセノタール。
風景撮影がメインなので75mmというやや広角気味の画角からも、プラナーよりもメリハリのある描写をするクセノタールの方が私には向いていると考えている。とは言いつつもプラナーもいいんだよねと言ってしまう自分もいる、特にカラー撮影をする時にはね^^;
モノクロームフィルムを入れて撮影することにしたので、イエローフィルターを装着して撮影することにしました。
もう一台はフィルム一眼レフカメラのライカR8。
一般的にはこの独特の外見であまり好感を持たれないカメラになっているが、個人的にはR4~R7までのデザインより、R8やR9のデザインが好きなんだすよね。
持った時のホールディング感に関しても、シックリとくるしね。
付けているレンズは超広角レンズのスーパーアンギュロン21mm F4。
絞りの形が四角形をしている独特なレンズで、21mmという画角ながらも遠近感のパースがそれほど強く感じない不思議なレンズ。
大鳥大社に行って写真撮影
鳳駅から徒歩で向かう途中も、周りをゆっくり見て向かうことにした。
駅からの道中は大阪の大和川よりも南側によくある、道幅が狭く民家や田んぼが不規則に入り乱れているワチャワチャした風景が広がっている。
Leica R8・Super-Angulon R 21mm F4・ILFORD HP5 PLUS
大鳥大社の鳥居から露店がいくつも並んでいる。
祭りの露店というよりは、生活用品的なリサイクルショップのような商品が並んでいたので、祭りなどには関係なく出ている店なのかな?
そう思いつつ参道を進んでいくことにした。
Rolleiflex3.5F・Xenotar 75mm F3.5・ILFORD FP4 PLUS
しばらく進むと祓所(はらえど) が見えてきた。
何もない場所に、何とも言えない雰囲気が漂っている。
Rolleiflex3.5F・Xenotar 75mm F3.5・ILFORD FP4 PLUS
日本武尊像。
以前も書いたが武●尊と間違ってはダメだぞw
Rolleiflex3.5F・Xenotar 75mm F3.5・ILFORD FP4 PLUS
茅の輪が設置されている。
6月30日に大祓式の神事が行われていたようです。
8の字に回ってからお参りすることにした。
Rolleiflex3.5F・Xenotar 75mm F3.5・ILFORD FP4 PLUS
拝所に到着。
こういう形の三角形の屋根はときどき見かけるが、何故か大鳥大社のは印象的だな。
ウエストレベルで撮影したから、その影響もあるのかもしれないけどね。
Rolleiflex3.5F・Xenotar 75mm F3.5・ILFORD FP4 PLUS
絞りは5.6くらいで撮影したかな。
最近はある程度解像した写りを意識しているので、絞りをあまり開放にしない。
それでもある程度はボケるので、控えもなボケ方もいいなと思えてくる。
Rolleiflex3.5F・Xenotar 75mm F3.5・ILFORD FP4 PLUS
本殿周辺に生えている楠木。
立派な木だな・・・樹齢何百年くらいだろ。
Rolleiflex3.5F・Xenotar 75mm F3.5・ILFORD FP4 PLUS
イエローフィルターを装着して正解だったね。
晴れていた天気だけど、よりコントラストがついていい感じのトーンに仕上がった。
曇りの日よりも良い結果がでたな、もっとイエローフィルターを使って環境と効果の結果を調べていかないとね。
Leica R8・Super-Angulon R 21mm F4・ILFORD HP5 PLUS
大鳥大社の摂末社の大鳥美波比神社。
天照大神が祀られている。
Leica R8・Super-Angulon R 21mm F4・ILFORD HP5 PLUS
根上がりの大楠。
根元が穴になっていて、その中にかなり小さい祠が建てられている。
そのほかにも摂社があるのだが、現在修繕中なのか見て回れない場所もあったので、今回は諦めて次の目的地に向かうことにした。