
今回は奈良県奈良市の平城京跡の北側にある佐紀神社に行って写真撮影してきました。
大和西大寺にいくと平城京跡の近くまで行くものの、平城京跡を見に行かずに北側の地域へ行く割合が多い。その理由としては、北側の佐紀町周辺に史跡など多数存在しており、平城京跡を見て回るよりも、さまざまな史跡を見ることができるからである。
最寄り駅は近鉄奈良線「大和西大寺駅」となります。
大和西大寺駅の駅前は例の事件があった場所となりますが、今はバスターミナルが改装されてまだ一年弱しか経過していないものの、当時とすっかり雰囲気が変わってしまっている。
何かね~~~
いろいろと深読みしてしまいますよね^^;
話は戻りますが、佐紀神社までは徒歩で14分ほどかけて向かうことにしました。
今回撮影に使用したカメラは、6×7判中判レンジファインダーカメラのMamiya 7II。
中判カメラとしては、他を寄せ付けないほど圧倒的に軽量な中判カメラ。軽いだけではなく、レンズの性能もミラーの制限なく設計されているので、とても優れた写りをしてくれる。
不満点があるとすれば、露出計の光を図っているところがホントに中心部で測光させているのか(ややズレた位置で測光している?)、少し疑問に思うところがあるところである。
使用したレンズは、ビオゴンタイプの超広角レンズであるN 43mm F4.5L。
Hasselblad SWCに付いているビオゴン38mm F4.5に負けないくらい、優れた描写をしてくれるMamiya7シリーズを代表するレンズであると考えている。
佐紀神社に行って撮影
今回は裏道らしき細い路地を歩きながら向かうことにした。
そして・・・案の定道に迷う^^;
Mamiya7II・N 43mm F4.5L・Kentmere PAN 100
何だかんだ道に迷いはしたが、目的地に近くにある池が見えてきた。
佐紀神社のすぐ隣の御前池。
この佐紀町周辺は古墳群となっているためか、池が非常に多い。
撮影後の後日に調べて知ったことだが、御前池の東側(亀畑)と西側(西畑)で同名の佐紀神社が鎮座している^^;
私は何も知らずに東側の亀畑の方の、佐紀神社へ行ったようである。
下の地図は西側(西畑)の佐紀神社。
同名の神社がすぐ近くにあるのは、いろいろと寺社をめぐっているが初めてである。
RICOH GR・GR LENS 18.3mm F2.8
佐紀神社に到着。
鳥居自体が森に隠れているので、思わず通り過ぎそうになってしまった。
RICOH GR・GR LENS 18.3mm F2.8
東側(亀畑)と西側(西畑)ともに、御祭神は経津主命(ふつぬしのかみ)・天児屋根命(あめのこやねのみこと)・六御縣神をお祀りしている。
六御縣神は高市・葛木・十市・志貴・山辺・曽布の六御県に坐す神と考えられているらしい。
Mamiya7II・N 43mm F4.5L・Kentmere PAN 100
森の中に入っていくように、境内に進むことにした。
Mamiya7II・N 43mm F4.5L・Kentmere PAN 100
普段は誰もいない神社のようである。
森に囲まれている神社なので、ISO100のフィルムだと絞り開放でシャッタースピードをかなり遅くしてもギリギリ。
手ブレが発生していないか気になっていたが、現像すると何とか手ブレはしていなかった。
Mamiya7II・N 43mm F4.5L・Kentmere PAN 100
引き返す途中。
森の中は涼しかったが、鳥居の先には夏の暑い日差しが待ち構えている・・・
Mamiya7II・N 43mm F4.5L・Kentmere PAN 100
帰り際にもう一度、御前池を見て回ることにした。
夏らしい入道雲がモクモクと発生してきている・・・
これはもしやゲリラ豪雨が来るかもと思い、足早に次の目的地に向かうことにした。