今回は京都市の京都駅の近くにある梅小路公園に、夏の炎天下の中で撮影に行ってきました。
とは言っても、実際に撮影に行ったのは7月末。
ちょうど京都鉄道博物館に行った帰りに、梅小路公園内を撮影してきました。
京都駅からだと、徒歩で10分くらいの距離に梅小路公園はあります。
梅小路公園と言ってもピンとこない人もいるかもしれませんが、京都水族館のまわりにある公園というと近畿圏で住まわれている人はわかると思います。
今回使用したカメラは、蛇腹式のスプリングカメラであるツァイスイコンのスーパーセミイコンタV。
カメラに固定して付いているレンズは、ツァイス・オプトン製のテッサー75mm F3.5。
実は蛇腹式のスプリングカメラを使用するのは、このスーパーセミイコンタVが初めて^^;
すごく昔のカメラという感じの見た目が、けっこうなお気に入りかも^^
一時は状態の良いものでは、中古市場で10万円以上の高価なカメラであったが、現在では人気がないのか相当な値崩れをしている。私が購入したのは2万円弱というかなり安い価格で購入できたと思っていたが、レンズ左下側にバルサム切れが発生している。
購入時の価格である程度カメラの状態は覚悟したが、果たして写りにどれくらいの影響が出るのかを含めて遊び心を持って使うことにしました。
夏の梅小路公園内の景色を撮影してきた
午後の梅小路公園。
7月末の真夏の快晴の空で、うだるような暑さ!!
Super Semi Ikonta V・Tessar 75mm F3.5・ILFORD HP5+
芝生広場内は少しは気温がマシなのだろうか・・・
いや、芝生だろうがアスファルトだろうが関係なしに、めちゃくちゃ暑い!!
今まで使用していたカメラとは操作性がまったく違うスーパーセミイコンタを、炎天下の中で慣れない手つきで操作して撮影している。ローライフレックスやバルナック型ライカよりも、もっと使い難いカメラ。それを考えると、当時のライカの操作性が洗練されていたんだなと今更そう思います^^;
Super Semi Ikonta V・Tessar 75mm F3.5・ILFORD HP5+
バルサム切れの影響はそれ程わからない感じかな。
レンズ自体の性能なのかな、中央部の解像度は高いけど、周辺部はけっこう像が流れている。
F8ぐらいで撮影していたんだけどな・・・
でも全体として見ると、それほど違和感なく普通に見れることができるかな。
Super Semi Ikonta V・Tessar 75mm F3.5・ILFORD HP5+
梅小路公園内に流れる人工的に作られた小川。
日陰になっているので絞り開放で撮影してみたが、ボケているというよりは全体的に解像度が低くなってウルサイ感じになるな。
Super Semi Ikonta V・Tessar 75mm F3.5・ILFORD HP5+
スーパーセミイコンタはファインダーを覗くと、縦位置がデフォルトになるカメラ。
意外と縦専用だけで使っていくのも面白いかもしれない。
Super Semi Ikonta V・Tessar 75mm F3.5・ILFORD HP5+
この夏の暑い中でも、子供たちは元気に公園の遊具で遊んでいるな。
でも熱中症には気をつけてね^^
そう思いながらも、私はお茶をがぶ飲みしているんだけどね。
しばらく梅小路公園内を撮影して歩き、夏の暑い日の公園をあとにすることにしました。