今回は大阪府堺市の光明池に行って池の風景を撮影してきました。
堺市と和泉市のちょうど境界にある大型の池で、満水時は約370万立方メートルで府下最大の貯水量となる池です。
1936年(昭和11年)に灌漑用ため池として整備されたので、池の歴史としてはそれほど古くはない。
光明池駅から歩いて5分ほどの距離にある。
池のまわりは緑地化されており、池を一周回って歩けるようになっている。
使用したカメラは6x17のパノラマカメラであるFuji G617 Professional Panorama。
6x12や6x17のパノラマカメラは、マイナーで日本では全然人気のないカメラなので、なかなか中古で見つけることが難しい。そんな中で、偶然念願の6x17のパノラマカメラを入手することができた。
そういうわけで、試し撮りを兼ねてフィルム1本分だけ撮影することにした。
ちなみに120のロールフィルム1本で撮影できる枚数は、たったの4枚・・・恐ろしい^^;
1コマの横の長さは、4x5よりも長いくなるので、1コマの大きさはかなり大きい。
レンズはカメラ固定式の大判カメラに付かれているEBCフジノンSW105mmF8レンズ。
35mm換算だと28mmくらいの画角となる、風景撮影には使いやすいレンズである。
もう一台はHasselblad SWC。
パノラマの6x17とは真逆の立ち位置にある、正方形フォーマットの6x6の対極のカメラを持っていくことにした。
光明池周辺を歩き撮影
池の周り遊歩道になっているので、ゆっくりと歩いて回れるようになっている。
Fuji G617 Professional Panorama・ SW105mmF8・Kentmere PAN 100
さっそくパノラマ向けの風景が広がっていたので、Fuji G617を三脚にセットして撮影することにした。歪みのない大きく見やすいファインダーで、しっかりと構図確認をしながら撮影できる。
大判カメラを使用した6x17のパノラマ撮影に比べて、撮影の手間は大幅に少なくなるので、撮影ミスも減らすことができるカメラである。
Hasselblad SWC・Biogon C38mm・Kentmere PAN 100
途中に見た池の端っこの景色。
ゴミも溜まっていたが、何か枯れ木が良かったので撮影した。
Fuji G617 Professional Panorama・ SW105mmF8・Kentmere PAN 100
池を横断する橋の上から撮影。
3枚ほど橋の上から撮影したが、どうも橋の手すりが写ってしまっている写真が2枚もあった。
この写真はちゃんと撮れていた一枚。
パノラマ撮影いいね。
これから持ち出して使っていこうと思う。