今回は応神天皇皇后の仲姫命の御陵とされる仲津山陵(なかつやまのみささぎ)に行ってきました。
仲姫命(なかつひめのみこと)は、第十五代天皇となる応神天皇の皇后となります。
古墳としての名称は仲津山古墳と言われています。また仲津山陵から10分程歩いた距離には、応神天皇の御陵があります。
前回撮影した古室山古墳からは、ほんとすぐ近くの距離。
というよりは、真向いのお隣同士の状態・・・^^;
今回使用したカメラは、8x10木製大判カメラのディアドルフ8x10。
まだまだ残暑が続く中で、屋外で8x10の大判カメラを使うにはかなり厳しい環境である。
使用したレンズは、シュナイダーのSuper Angulon 165mm F8レンズ。
8x10にも対応した大きなイメージサークル(390mm)を持ったレンズで、大きさもかなり巨大なレンズとなる。後玉が大きいレンズなので、リンホフボード変換アダプターを介してレンズを装着するには、一度後玉を外してレンズをボードに付けてから、後玉を付けなおす必要がある。
35mm換算で22mm相当の焦点距離となるレンズなので、超広角レンズに近い画角となる。
仲津山陵に行ってきた
仲津山陵に到着。
拝所は斜面になっていたので、大判カメラで撮影するには適さない場所であった。
中判カメラで撮影する方が、良い場所である。
Deardorff 8x10・Super Angulon 165mm F8・ILFORD FP4 PLUS
三脚を立てる場所にも制約があったので、周囲に余計な物が写り込んでしまった。
そんなわけもあって、今回は実際よりもある程度トリミングしている状態であるのだが、流石に8x10サイズとなると少々のトリミングであっても、4x5以上のフィルムサイズを確保されている。
ゴールドリム・ダゴール 210mm F6.8よりもイメージサークルに余裕があるので、絞りF22ぐらいで撮影できるので、シャッタースピードに関してもかなり余裕がある。
撮影を終えたころにはお昼近くなったいたので、かなり気温が上がってきている。
そんなこともあり、急ぎ次の目的地となる応神天皇陵に向かうことにした。