今回は奈良市の春日大社の下の禰宜道(ささやきの小径)を歩き写真撮影してきました。
昨年の年末に「中の禰宜道」を歩いてから、すごくいい場所だなと感じたので、今回は下の禰宜道へ行くことにしました。
志賀直哉旧居の前近くから、下の禰宜道(ささやきの小径)へ入っていくところがあります。
今回は下の禰宜道を歩いて春日大社の方に向かい、そこから上の禰宜道へ回っていくコースで行くことにしました。
今回使用したカメラは、6x7サイズの中判レンジファインダーカメラのマミヤ7II。
中判カメラなのに非常に軽いカメラなので、首から下げて一日中歩けるカメラなので気にいっている。
もちろん画質に関しても、他の中判カメラに引けを取らない描写をしてくれる。
使用したレンズは、N 50mm F4.5LとN 43mm F4.5Lの広角レンズの2本組みと標準レンズの80mmを持って行くことにしました。ところがいざ撮影していると気が付けば広角レンズの2本しか使用せずに、標準レンズは下の禰宜道以外の場所で使うことになりました。
春日大社の下の禰宜道を歩いてきた
以前歩いた下の禰宜道に比べて、道の上下が少なく比較的歩きやすい道になっている。
もちろん歩きやすい道ということで、人の往来も増えてくるものである。
Mamiya7II・N 50mm F4.5L・ILFORD FP4 PLUS
そんな中、今回は三脚を使用してしっかりと撮影していくことにしました。
デジタル機とは違うので、使用できるフィルムの感度は限られてるので、森のような場所では三脚は必須の機材になってくるのですよね。
Mamiya7II・N 43mm F4.5L・ILFORD FP4 PLUS
下の禰宜道を歩いて感じることは、道の風景よりも木々の方に惹かれたところかな。
そして何と言っても、モノクロームで撮影するとグレーが豊富!!
ほんとグレーと言っても様々な諧調があることをきづかされますよね。
Mamiya7II・N 50mm F4.5L・ILFORD FP4 PLUS
「こんなもの撮って何がいいのよ・・・」歩いてきた老婆が、通り過ぎる時に吐き捨ててきた。
趣味なんて興味がない方からすれば、そう思えるものかもしれないが、こういう神聖な場所では人の嫌な部分は見たり聞いたりしたくないものである。
ましてやお正月の三が日にね・・・^^;
まさか旦那さんがカメラオタクとかで、写真が嫌いとかなのかな。
Mamiya7II・N 43mm F4.5L・ILFORD FP4 PLUS
前回来た時にも撮影した木だけど、今回行ったときには交通規制されており別の角度から撮影することになった。また別の時期に来たときに、自分の撮りたい角度で撮影したいかな。
Mamiya7II・N 43mm F4.5L・ILFORD FP4 PLUS
何もない場所だったけど、何もないからこそ撮影したくなった場所。
そういうのって時々ありませんか?
その後、下の禰宜道から上の禰宜道へ回って行き帰路につくことにしました。