今回は奈良県橿原市にある巨石石造遺跡である益田岩船に行って撮影してきました。
益田岩船は、飛鳥にある亀石や酒船石などと並ぶ飛鳥の石造物の1つで、その中でも最大の石造遺跡(東西約11メートル、南北約8メートル、高さ約4.7メートル)です。
何に使用されたか用途もわかっておらず、占星術用の観測台説などいろいろな考察がされている、謎の巨石石造遺跡である。
前回の記事の欽明天皇の御陵である檜隈坂合陵からは、歩いて20~30分くらいの距離で、檜隈坂合陵を撮影してから向かうことにしました。
今回使用したカメラは、二眼レフのRolleiflex 3.5F Xenotar付き。
風景撮影の多い私としては、ポートレイト向けの柔らかい描写のPlanarよりは、シャープな描写のXenotarの方が使いやすい。と言っても、Planar付きのRolleiflex2.8Fも愛用しているんだけどね^^;
ついでにPlanar付きのRolleiflex 2.8Fの記事も・・・
いけね~、フィルムの入れ方と使い方の部分の更新を忘れてる・・・^^;
謎の石造遺跡の益田岩船
檜隈坂合陵から向かうことにした。
益田岩船のすぐ近くまできたところで、少し気になった場所があったので寄り道。
Rolleiflex3.5F・Xenotar 75mm F3.5・Kentmere PAN 100
それが白橿近隣公園。
偶然見えた遊具?のキノコとカブトムシの建造物が気になったからである。
何か懐かしい景色だね・・・、今って公園にホントに遊具が撤去されているところが多いから。
ちなみにこの公園内には、沼山古墳という古墳がある。
東漢氏(やまとのあやうじ)という渡来系の豪族の古墳とされている。
しばらく公園で道草を食ってから、益田岩船に向かうことにした。
Rolleiflex3.5F・Xenotar 75mm F3.5・Kentmere PAN 100
益田岩船は岩船山という、低山の頂上付近の斜面にあるので、山を登ることにした。
途中までは雑木林であったが、岩船に近づくにつれて周りは竹林に代わります。季節も関係するのだが、竹林は大量の藪蚊が沸いていて、常に追われ続けることになった^^;
なので益田岩船に到着しても、ゆっくりと見て撮影することもできない。
1分もいれないぐらいの状態で、ささっと撮影して逃げるように下山した。
まず蚊のいる時期には行くことはおススメできない場所である。
最低限、虫よけ対策はしてから行くべき場所なのかもしれない。行くなら冬なのかな?
そう思いつつ、帰路につくことにしました。