今回は京都市右京区の歴史ある広沢池に撮影に行ってきました。
広沢池の近くには、大沢池という名前のよく似たどっちがどっちか分からなくなりそうな池や大覚寺などがあります。
また田畑などの景色も広がっており、京都市内の街中とは違う田舎のような景色も堪能できる地域となっております。
JR京都駅から嵯峨野線に乗り、嵯峨嵐山駅を下車して徒歩で向かうことになります。
駅から徒歩15分程の距離で途中は住宅街となっているので、分かりやすい道を調べてから行かないと迷ってしまうかもしれません。
ちなみに私は、途中何度もGoogleMapを確認してしまいましたが・・・
今回使ったカメラの一台目はPENTAX67II!!
レンズはsmcペンタックス67 105mmF2.4と、smcペンタックス67 45mmF4の2本のレンズを使うことにしました。
PENTAX67IIは4ヶ月ぶりくらいに使うかな?
もっと使い倒したいカメラなんだけどね、あっ105mmレンズもね。
以前撮影に使ったのは下記の記事だったと思う・・・
2台目は父の使っていた私の手元にきたライカM7。
だいぶ使い込まれたライカで、スリ傷や皮捲れなどもあり比較的古くないライカとしては、父はかなり使い倒していたんだろな。
レンズはライカが手元にきてから購入したフォクトレンダーのNOKTON classic 35mm F1.4 II SC VM。某レンズの特徴を研究して、同じようなレンズの味を現代の光学技術で作成したちょっとクセのあるレンズです。
そのなかでも特に個性的な味を楽しめる、シングルコートタイプのレンズを使うことにしました。
疑似〇ミルックス35mmF1.4 1stと言っちゃダメですよ、ズルミックスとかズルミツ(@´ω`):;*.’:;ブッ
コダックフィルムの濃厚な発色を格安で楽しむにはKodak Color Plusがオススメです。
ペンタックス67IIとライカM7で広沢池を撮影
じゃっかん住宅街をウロウロと迷い遠回りしながらも、広沢池へ到着。
ちょうど目の前に表れた景色は、それまでの住宅街の景色とは一変して自然の風景が広がっている。
PENTAX67II・smcペンタックス67 105mmF2.4・FUJIネオパン100 ACROS II
三脚を立てて、超望遠レンズで撮影をしている人達が10人ぐらいいる。
おそらく300mm以上の超望遠レンズを使っているので、水鳥を撮影しているのかな?
これだけ三脚並べられて撮影している人達がいると、手持ちで標準レンズを付けて撮影しているのが何か気が引けてくる(゚Д゚;)
もちろん撮影している視点が全然違うと思うんだけど・・・
Leica M7・NOKTON classic 35mm F1.4 II SC VM・Kodak Color Plus 200
NOKTON classic 35mm F1.4 II SC VMの特徴かな?
なんとも言えない滲んだ感じの写真、でもオールドレンズを意識しつつも古臭さは感じない色調なのがいいところかな。
でも画面左右の口径食はかなり分かりやすく発生する感じ(・∀・;)
横位置で撮影する場合にシーンによっては注意が必要かな。
Leica M7・NOKTON classic 35mm F1.4 II SC VM・Kodak Color Plus 200
池の周りを歩いていると、目に付いて気にいちじくの実が一つだけなっている。
淡い感じの少し滲んだカラー写真が撮れないかなと思って撮影してみると、思っていたよりもイメージに近い感じに写ってくれているかな。
PENTAX67II・smcペンタックス67 105mmF2.4・FUJIネオパン100 ACROS II
池の畔を歩けるところまで来たので、道路側から降りて池の畔へ。
大きな池なので、湖のように少し波打っている感じがします。
もしかして風のせいかな?
開放で撮影したと思うけど、いい感じのボケぐあい。
105mmF2.4レンズのボケ味をもっと試してみたくなってくるよね。
PENTAX67II・smcペンタックス67 45mmF4・ILFORD HP5+
さらに池の畔を歩いていくと、葦の群生地域が見えてきた。
広沢池は歴史のある池なので、多くの歌人がこの景色を見て歌を詠んだらしい。
たしかに納得の景色。
何か時代劇とかにも出てきそうな景色と思っていたら、この辺は時代劇のロケにも使用されるみたいですね。
PENTAX67II・smcペンタックス67 45mmF4・ILFORD HP5+
45mmレンズで撮影したけど、それほど極端なパースペクティブを感じないよね。
35mm判換算だと22mm相当なんだけど、フォーマットサイズの兼ね合いかな?
Leica M7・NOKTON classic 35mm F1.4 II SC VM・Kodak Color Plus 200
広沢池の周辺に立っていた立派な紅葉。
今年みた紅葉の中では、かなりの大きな部類に入ると思う。
最近あまり使っていなかった画角の35mmレンズが、今回はちょうどいい感じに合っていたかな。
28mmレンズだとこうはいかなかったんだろな(;´-`)
28mmは使いやすいけど、35mmも侮れない画角ですね。
広沢池を一通り撮影し、大覚寺と大沢池方面に向かうことにしました。
安心の性能と感度で、デジタル撮影では再現できない粒子感と柔らかさの魅力を気づかせてくれるモノクロフィルムです。