ライカM3の魅力について実際に使っていて思うことをまとめてみた

今回は私が所有しているカメラ機材の中で、レンジファインダー機の最高峰と言われるライカM3について、実際に使って感じる魅了について紹介していきたいと思います。

これからライカM3を購入して使ってみたいとお考えの方には、ぜひこの記事を参考の一つとして読んでいただければと思います。

 これからライカを使うならコレしかない、最新のデジタルレンジファインダーライカM11。
もうコレ一台で10年は頑張るしかない一品。新製品が発売されるたびに、売却して新しい製品に乗り換えていく方も少なくないけどね

ライカM3を使って個人的に感じるメリット

ライカM3

ライカM3の最大のメリットであり、最大のデメリットである部分の等倍ファインダー。
厳密に言うと等倍ではないけどね、たしか0.93倍くらいだったけ?ほぼ未経験とほぼ処●と同じような感じで、一般的にはほぼ等倍ファインダーと言われている機種。

たしかに50mm専用に使うレンジファインダー機とすれば、最高にいいの機体かもしれない。
でもその後の0.75倍のファインダーを持った機種を使ったとしても、それほど50mmを使う上で差がないんだよね。レンジファインダー機の最高峰のファインダーと持ち上げている人も多いが、表示倍率の大きさの問題だけで、見え方が劇的に違うというワケではないのである。

まあピント合わせの精度は、少しは上げることはできるかもだけど・・・

ライカM3を使って個人的に感じるデメリット

Leica M3

メリットでも記載したが、ほぼ等倍ファインダーの影響で50mm以下のレンズの使い勝手が悪いことと、距離計が連動する最短撮影距離が1mと他のM型ライカ(最短撮影距離70cm)よりも離れているので、70cmまで近づけるレンズを活かしきれないところかな。

でも最短撮影距離が1mのレンズを装着していればある意味割り切って使えるので、ライカM3を使う場合には最短撮影距離が1mの古めのレンズの方を好んで使用してますね。

テーブルフォトなどをする場合には、少しのけぞって撮影する必要があるかな^^;

ライカM3に合う魅力的なレンズとの組み合わせを考えてみた

やっぱりね、ライカを使う人ならどのレンズをメインに使うかは重要なところですね。
ちなみに私がよく使うのは、ライカM3に拘らなければ50mmと28mmレンズです。

そんなわけでライカM3に合う魅力的なレンズとの組み合わせについて、私が所有しているレンズの中から魅了的な組み合わせを考えてみました。

ライカM3にズミルックス50mmライカM3にズミルックス50mmF1.4 M 第1世代前期

固定鏡胴のズミクロン50mmF2第1世代やズミルックス50mmF1.4第1世代は、ライカM3には定番ですよね。M3のためにデザインされたようなレンズで、完全にボディと馴染んでいる感じがしますよね。

この時代のライカのボディとレンズって、ホント工芸品のような感じ^^

ライカM3とズミルックス50mmF1.4第1世代で撮影した記事はコチラ

ライカM3にズミタール50mmライカM3にズミタール50mmF2 L

これは私の個人的な好みかもしれないが、沈胴タイプのレンズが良く似合うと思う。
特に開放値がF2クラスのレンズがいいかな、前述したレンズよりもバランス的に均整が取れていると思うのである。

沈胴部のクビレ具合と鏡面仕上げ、それにアクセントの黒のフードもカッコいい!!

ちなみに私は沈胴タイプのズミクロンは持っていなく、Lマウント時代のコーティングなしの円形絞りタイプのズミタールを付けて楽しんでいる。いいですよ、ズミタールは安くてズミクロンの半額くらいで購入できるので。

ライカM3とズミタール50mmで撮影した記事はコチラ

ライカM3にズミクロン50mmライカM3にズミクロン50mmF2 M 第4世代

シルバークロームのボディとブラックのレンズの似合わなさ!!

慣れてしまうとそれほど気にならなくなるけど、やっぱり並べて比較すると違う感じがするんですよね。特に私の付けているズミクロンは、現行世代のフード内蔵モデルだからデザイン性がイマイチかな。

全裸で靴下だけ履いているような感じと例えば言えばいいのだろうか・・・、それともブラ一枚に下は黒タイツだけの格好と言えばいいのだろうか^^;

それだけ違和感のある組み合わせなのである。
やっぱりシルバークロームのボディには、シルバークロームのレンズ!!

ライカM3にズマロン35mmライカM3にズマロン35mmF3.5 L後期

シルバークロームのボディにシルバークロームのレンズに、シルバークロームのファインダー、もう文句の付けようがないくらいにシックリくる組み合わせ!!

わたしのズマロンはLマウントなので、ファインダーのブライトフレームが切り替わらない。
もちろんライカM3は35mmのブライトフレームがないので関係ないのだが・・・、なのでズマロン35mmを使う際には外付けファインダーを使用しています。

正直外付けファインダーを使っても、全然不便ではない。
急ぎの速写の場合には、M3のファインダーを覗くだけでも大体の35mmのフレームが感覚的にわかるのでね^^

ライカM3とズマロン35mmで撮影した記事はコチラ

ライカM3にエルマリート90mmライカM3にエルマリート90mmF2.8 M 第1世代

これも黒レンズだから、見た目的に何かイマイチしっくりこない。
もちろんエルマリート90mmF2.8はシルバークロームもあるんだけど、なぜか黒レンズを購入してしまった^^;
その時は購入した理由は、フード付きで安かったからなんだけどね。

フードを付けた状態を見ると、細長い包茎●ンポを見ている気分になる。
特にね、首からカメラを下げて、下を見るとね丁度サイズ的にも・・・

エッ、見栄張るなって、もっと短いだろって!!
ゴホッゴホッ!!

でも望遠系レンズを使うなら、ファインダー倍率の高いライカM3の方が間違いなくいいね。

ライカM3の魅力についてまとめ

ライカM3とズマロン

使いやすいかって言われたら決して使いやすいとは言えないけど、慣れてしまったらそれほど苦にならない、むしろ操作が楽しくなるのが魅力のあるところですね。
特にフィルム交換は、バルナックライカ時代のスプールという名残りを残しているんので、操作して撮影する楽しみを味わえる機種だと思います。

ただし広角を使用するには向いていない機種ということなので、取りあえずM型ライカを使ってみたいと考えている方には、あまりオススメはできない機種ですね。
でも一度ライカを買った人には、最終的に一度は使ってみたくなるのがライカM3の魅力なんだよね。

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