今回は私がハッセルブラッドのレンズで、2本目に購入したレンズのディスタゴンCFi50mm F4について、使っていて思う個人的な意見について紹介していきます。
それまでハッセルブラッドのレンズは80mmオンリーで使い続けていたのですが、海などの風景写真を撮影するようになって広角レンズが欲しくなったのが購入の理由ですね。2本目に購入したレンズと言いながらも、実はたいして多くないボーナスを使って同時にマクロプラナーCF120 F4と一緒に購入した思い出があります。
マクロプラナーをCFで費用を抑えて、広角レンズ側をCFiレンズを購入した感じですね・・・
本音を言うと、当時はマクロプラナーもCFiレンズが欲しかったけどね^^
ディスタゴンCFi50mm F4を使い始めてから感じたことは、ハッセルブラッドを使って風景写真を撮影する場合に必須のレンズだと感じました。それまで標準レンズの80mmしか使っていなかったので、初めてレンズ装着して外でファインダーを覗いた時に、その画角の広さに驚いた記憶があります。
ポジ・カラーネガ・モノクロフィルムまで諧調豊にスキャンしてくれます。
写りに関しては、どのハッセルブラッドのレンズと同じように期待を裏切らない優れたレンズだと感じています。
ただフローティングレンズエレメント機構(FLE)が付いているレンズだったのに、最初にこの機能をどう活用するのかわからずに、購入した中古カメラ屋に聞きにいった憶えもあるかな。
でも結局あまり使わない機能なので、常に無限遠にしているけどね・・・
勇逸の難点といえば、レンズ自体はそれほど大きくないけど、結構ズシりとくる重量感くらいかな^^;
最近の高性能を追求したミラーレスレンズよりは、大きさも重量もマシだけどね。
CFVii 50cを導入で画角的に標準レンズ扱いに
デジタルバックのCFVii 50cを導入してから、広角レンズであったはずのディスタゴンCFi50mm F4ですが、いつの間にか標準レンズの画角に!!
スクエアフォーマットで撮影した場合には、50 x 0.93 = 46.5mm という画角になります。
ほぼ標準レンズのような画角!!
でも重量が重い標準レンズという感じ^^;
なので標準レンズとして装着して、広角レンズとして40mmレンズを持ち歩いた場合、カメラバッグがクソ重たくて仕方がない。5kgは普通にあると思うね・・・計ったことないけど。
正直今のところ、CFVii 50cとの組み合わせでちょっと重量面で躊躇しているところあるところですね。たぶん慣れてしまったら何とも思わなくなると思うけど、60mmレンズを持っていたら、そちらの方がいいのかもしれないけどね。
残念ながら60mmを所持していないんですよね。
ハッセルブラッド ディスタゴンCFi50mmの作例
Hasselblad 503CW・ディスタゴンCFi50mm f4・kodak TRI-X400(ISO200→800増感現像)
なぜか縦に走る縞のようなムラが!!
だいぶ前に撮影したファイルをスキャナーでスキャンしたので、フィルムに部分的な変色が始めっている・・・なるべく早めにスキャンできるものは、データ化しておこう^^
Hasselblad 503CW・ディスタゴンCFi50mm f4・kodak TRI-X400(ISO200→800増感現像)
フィルムマガジンとボディの間に、6x4.5マスクを付けて撮影したかな。
今思うとスクエアフォーマットで空を多めに撮影したら、どんな感じに仕上がったのだろう!!
Hasselblad 500C/M・ディスタゴンCFi50mm・ILFORD HP5+
これは比較的最近にディスタゴンCFi50mmをつかって撮影した写真。
先の2つに比べ標準的なフィルム現像をしているので、非常に滑らかな仕上がっている感じかな。
何でワザワザ画質を悪くするような現像をしていたんだろ^^;
Hasselblad 500C/M・ディスタゴンCFi50mm・デジタルバックCFVII 50C
デジタルバックを使うと、フィルムと比較してすごくシャープに写っている!!
1・2番目のフィルムで撮影した写真は、増感現像にハマっていた時代だから粒子感が粗目(意図的に荒らしていた)なのもあるけどね^^;
それでもこのシャープ感は、ディスタゴンCFi50mm F4はCFVii 50cの性能に十分対応できる優秀なレンズなんだなよな。標準レンズとして使うか悩むな~~~
Hasselblad 500C/M・ディスタゴンCFi50mm・デジタルバックCFVII 50C