今回は奈良県橿原市の耳成山を登山して写真撮影してきました。
耳成山(みみなしやま)は大和三山(畝傍山・天香久山・耳成山)の一つで、藤原宮跡の北側に位置している山です。
近鉄大阪線の「大和八木駅」を下車して、徒歩で向かうことにしました。
駅から耳成山への距離は、電車から見る風景の距離感よりは思ったよりより近く感じ、徒歩で10分ほどで到着しました。
今回使用したカメラは、6x6判の中判一眼レフカメラのHasselblad 500/CM。
フィルム自体は高騰していますが、これから中判カメラを使うなら絶対後悔しない素晴らしいカメラの一つです。撮影とカメラそのものを含めて趣味的に楽しむなら、RolleiFlex2.8Fや3.5Fも面白いカメラなんですけどね^^;
使用したレンズは3本。
広角レンズのDistagon CFi 50mm F4、標準レンズのPlanar CF 100mm F3.5、中望遠レンズのSonnar CFi 180mm F4の3本を使用することにしました。
大和三山の一つ耳成山を登山
耳成山は標高139.7mと大和三山の中でも一番低い山です。
ちなみに畝傍山は198.8m、天香久山は152.4mとなるようです。
今回はこの山を撮影をしながら登山?することにした。
Hasselblad 500C/M・Distagon CFi 50mm F4・FUJI ACROS II
耳成山の周辺は池・公園・田畑が広がっている。
まずは田畑が広がっている場所から、撮影することにした。
Hasselblad 500C/M・Planar CF100mm F3.5・FUJI ACROS II
登山道に到着したので、登山開始。
麓には鳥居があり、道には灯篭が立っているが道自体はそこまで整備されておらず、山道といった感じですね。
Hasselblad 500C/M・Distagon CFi 50mm F4・FUJI ACROS II
8分ほど登っていくと、耳成山口神社の境内に到着。
山の口という名称に何か意味あいがあるのだろうか、以前畝傍山に行った時にも畝火山口神社という神社があったんだけど。
調べてみたところ、大和国の山口社六社(飛鳥・石村・畝火・忍坂・長谷・耳成)があるようです。
山頂は神社のある場所から、もう少し上に上った場所となるのだが、まずは耳成山口神社を撮影することにしました。
Hasselblad 500C/M・Sonnar CFi180mm F4・FUJI ACROS II
ペケと水盤に書かれている。
悪戯か?
Hasselblad 500C/M・Distagon CFi 50mm F4・FUJI ACROS II
露出の判断が難しい撮影だったけど、木々の間から入ってくる光が綺麗だね。
しばらくゆっくりしたい雰囲気だが、境内の撮影を終えてから山頂を目指すことにした。
Hasselblad 500C/M・Planar CF100mm F3.5・FUJI ACROS II
山頂付近から見る景色。
付近と書いたのは、一番高いところは草木がボーボーで周辺の景色が見えなかったからである。
ここも辛うじて見えている景色なんだけどね・・・^^;
Hasselblad 500C/M・Distagon CFi 50mm F4・FUJI ACROS II
耳成山から下山して、麓の池を入れて撮影。
池に細かい何かが浮いている・・・ゴミ?
Hasselblad 500C/M・Sonnar CFi180mm F4・FUJI ACROS II
よく見ると何かの植物の茎かバルブのような物が、無数に水面に浮いている。
なんだろうこの植物、睡蓮か何かかな・・・
撮影していると、どっかの高齢のおばちゃんが「あんた何こんなん撮ってるの?」と話しかけてきた。
ええっ、何かなと思ってなんですが・・・撮影しているとたまにあることですよねw
撮影を終えてから、次の目的地を向かうことにしました。