今回は和歌山県橋本市の子安地蔵寺に行って、藤の花の写真を撮ってきました。
藤の花というと京都・大阪・兵庫でいくつもの名所があるのだが、観光で見に来ているかたも大変多いので写り込みもあって写真を撮るには厳しい環境である。そんなこともあり、比較的観光客が少ない場所で、立派な藤の花を撮影できる場所はないかと思い、和歌山県橋本市の子安地蔵寺に行くことにしました。
南海高野線「御幸辻駅」を下車して、徒歩20~25分程で行ける距離にあるお寺。
まわりの環境も山の中に切り開いた住宅街がポツポツとある地域で、お寺に近づくほど古くからあるような集落の風景になってきます。
今回使用したカメラは、ニコンのデジタル一眼のNikon D600。
発売されてからすでに10年以上前のカメラで、リコール対象にもなったカメラだが、私の中ではよく写るコスパ最高のフルサイズデジタル一眼カメラである。
使用したレンズは3本。
まず1本目はコシナが製造したカールツァイスの超広角レンズであるDistagon 18mm F3.5 ZF.2。
18mmという超広角レンズで、使う機会がどうしても少なくなってしまうレンズだが、時々持ち出して使うと新鮮な感じがして楽しいレンズである。
2本目はカールツァイスの広角レンズであるDistagon 28mm F2 ZF.2。
私としては非常に使いやすい画角のレンズで、このビオゴン型の広角レンズにも負けない素晴らしい描写をしてくれるレンズだと考えている。
3本目はカールツァイスのマクロレンズであるMakro Planar 100mm F2 ZF.2。
花を近接で撮影するために持っていったレンズである。
子安地蔵寺に行って藤の花を写真撮影
駅から歩いて、子安地蔵寺に到着。
撮影に行ったのは4月下旬だったのに、すでに初夏のようなじりじりとした太陽の日差しを感じる。
Nikon D600・Distagon 28mm F2 ZF.2
気温の影響もあったのか、藤の花もピークを終えるところであった。
でも綺麗な紫の花を咲かしているね^^
Nikon D600・Makro Planar 100mm F2 ZF.2
マクロレンズを使って近接撮影。
クマンバチがブンブン飛んでいるが、人には危害もなく必死に藤の花に群がっている。
ええ味してんのかな?
Nikon D600・Distagon 18mm F3.5 ZF.2
う~~ん
こういう時には、20mm以下の超広角レンズは表現力があるな。
対角魚眼レンズではないけど、独特のデフォルメがされている。
遠近感が誇張されてデフォルメされるのは、人によって好みが分かれるところなんだけど、いろいろ試してみて撮影を楽しめればいいと考えている。
その後もお寺を見て回って、藤やその他の花々を撮ってまわることにしました。