ほぼジャンク品で購入したテレ・テッサーCF 350mm F5.6を試してみた

今回は先日偶然見つけた難有り品扱いのHasselBlad用レンズのTele-Tessar(テレ・テッサー)CF350mm F5.6を紹介していきます。

テレ・テッサーCF 350mm F5.6って中古で10万円前後くらいするレンズですが、購入した価格は2万5000円。本来の中古価格から考えると、ほぼジャンク品といえるような扱いの価格帯になっている^^;

レンズの状態というと、光学ガラスは至って綺麗な状態である。
レンズ筐体は擦ったような跡がクッキリとある状態ですが、難有り品扱いとなる最大の理由はレンズ筐体内でネジか何かが外れて、レンズを揺するとカラカラという音がする。

何かが外れてレンズ内で遊んでいる、コレ大丈夫なのだろうか(;´Д`A “`
そう思いながらも、本来の価格から考えると破格に安くなっていたので、思い切って購入してみました。

デカいテレ・テッサーCF 350mm F5.6

率直な感想を言うと、デカい!!コマッタ(・ω・; ゞ
テレ・テッサーCF 350mm F5.6はHasselBladのレンズの中では、2番目に焦点距離が長いレンズです。
これより長いレンズとなると、Tele Apo Tessar 500mm F8となる。

テレ・テッサー350mmとエルマー5cmと比較

テレ・テッサーCF 350mm F5.6とエルマー5cm F3.5を並べて比較するとこんな感じ!!
全然大きさが違うことがわかりますよね。

えっ!!
比較対象が悪い・・・(●・´艸`・)、;’.・ ププゥ

例えているなら、一般的に大三元レンズと言われる70-200mm F2.8のズームレンズよりもまだ一回りくらい大きい感じかな。

Sonnar CF250mmを時々持ち出して使用しているけど、これくらいの大きさになると果たしてどれくらいの頻度で使用することになるのだろうか・・・購入してから言うのもアレですがね^^;

ほぼジャンク品のテレ・テッサーCF 350mm F5.6で撮影した作例

ちなみに私は写真撮影で、ほとんど望遠系レンズを使用しない。
ましてや350mmくらいになると、ほぼ使った経験がないくらいである。

なので実を言うと撮影に持ち出した際には、いろいろと使い方からフレームまでいろいろと苦心することになりました。

梅の花

もちろん三脚必須のレンズですが、焦点距離が長いレンズってホント難しいな。
どう撮っていいのか分からない。

でもレンズ自体は、全然問題なく使える感じで良かった。

植物1

フィルムで撮影した場合には、35mm換算で192mmくらいになる。
でも今回はHasselBlad500C/MにCFVII 50Cを装着してデジタル撮影しているから、35mm換算だと325mmぐらいの焦点距離。

水仙

どちらかというと、優しい感じの写りかな?
けっして高解像度とは言えないけど、落ち着いた感じに仕上がるような気がする。
Sonnarで撮影した場合は、もっとシャープでメリハリがある写りになったと思われる。
軟調か硬調かは、人によって好みが別れるところですよね(・ω・)

植物2

超望遠レンズらしく背景も圧縮されてるね。
普段望遠レンズを使わない自分からすると、これからどのように活かしていくべきか色々と考えて使っていきたいレンズですね。

これからも随時撮影した例を追加更新していくので、また期間を開けて見て頂ければと思います。

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