ニコンAI AF Nikkor 35mm f/2Dレンズのレビューと作例を紹介

2023年7月1日 2023年7月8日

今回は私が使用しているニコンのレンズについて記事にしました。
機材ネタと言っても私の持っているカメラやレンズは、基本的に古い数十年の前の物ばかりなんですけどね(´∀｀；A

今回はオールドレンズではありませんが適度に古い感じが漂う、ニコンFマウントのAF広角レンズの「AI AF Nikkor 35mm f/2D」レンズについて、使っていて感じる感想・レビューや作例について紹介していきたいと思います。

このレンズは昔持っていたは～～～。
そんな懐かしい記憶がある40～50代の方も少なくないと思うレンズです。

AI AF Nikkor 35mm f/2Dレンズのレビュー

実はこのレンズ、購入するのは2回目。
1回目は現行で販売されていた時代に購入して使用していたが、いろいろとお金が必要な時期に手放すことになってしまった不遇な機材の一つ。

しかしながらそのレンズの良さはしっかりと覚えていたので、2年ほど前に中古カメラ店で箱付き美品で2万円で販売されていた個体と出会ってしまい再度購入してしまった。

ニコンDタイプレンズの20mm～50mmレンズに共通していえることだが、水筒のコップみたいなデザインをしている。好意的に見れば小型軽量で使いやすい、悪く見れば少し安っぽくないかという筐体のレンズである。

まあ実際に中古レンズ市場では、かなり状態が良いものでもリーズナブルな価格で購入できるレンズなんだけどね。それだけ製造されて売れたということなんだと思う。

AFに関しては昔のボディ内モーターで動かすAFなので、ウィ～～ンウィ～～ンという音である。
ただし無限遠から1mくらいまでは、そこまでピントリングの動く距離が短いので、ピントの速さや音に関して気になるようなことはない。

一応AF機が主流となった時代のレンズですが絞り環は付いている。
プラスチック製なので、それほど使用されると想定していなかったのかな。私自身はニコンFマウントの機械式カメラを多数所有しているので、ありがたく使用させていただいている。

HN-3というフードを使用。
このレンズフード、NIKKOR-N.C Auto 35mm f1.4というずいぶん昔のレンズにも装着して使用しているが、かなり昔からある型番のフードなのかな？

フードをレンズに付けるとこんな感じ！！
もちろんフードを付けた状態でも、レンズキャップを装着することができます。

レンジファインダーのレンズに比べて大きくなりがちな一眼レフのレンズですが、このレンズに関してはレンズもフードも大き過ぎず適度なサイズなのが嬉しいところです。
巨大なミラーレス機のレンズよりも、こちらの小ぶりなレンズの方がいいわ～～^^

Dタイプレンズのいいところは、古いニコンのフィルム一眼レフでも装着して使えることかな。
上の写真はNikon F2に付けていますが、より古いNikon Fでも問題なく装着することができます。これがGタイプレンズの世代になると絞り環がなくなってしまうので、AF機じゃないと使用できなくなるんですよね^^;

そういう意味では、Dタイプレンズは新旧幅広い機種（D3000&D5000などボディ内AFモーターを内蔵していない機種は除く）で使用できる汎用性の高いレンズです。
もちろんマニュアルレンズよりも簡易な筐体になっているので、マニュアル機にはNikkor-S Auto・Ai・Ai-sレンズの方がいいと思ってしまうところはあるんですけどね^^;