今回は私が使用しているペンタックス67用のレンズについて記事にしました。
機材ネタと言っても私の持っているカメラやレンズは、基本的に古い数十年の前の物ばかりなんでご興味のある方は少ないと思うのですが(^▽^;)
ペンタックス67と言えば中判カメラの中でもポピュラーなカメラだと思います。
近年では中古のボディ価格は高騰していますが、レンズは一部のレンズを除き比較的にリーズナブルな価格で手に入れることができるのが嬉しいところですよね。
そんなリーズナブルなレンズの一つである、超広角レンズのsmc PENTAX67 45mm F4レンズを紹介していきます。
smc PENTAX67 45mm F4レンズのレビュー
私がこのレンズを中古で手に入れた。
その当時の中古市場では、ペンタックス67のボディが投げ売りされているような時代であった。そんな時期に手に入れたレンズで、非常に綺麗な状態のレンズをたしか2万円代で購入したような記憶がる。
35mm換算だと22mm相当になるレンズです。
22mmぐらいになると超広角レンズの部類のレンズになるが、6×7という画面比率が影響しているのか、遠近感のパースがそこまで感じず、超広角レンズであることをそれほど感じさせない。55mmレンズとどっちにするか悩んでいる場合は、私なら45mmの方をオススメするかな。
写りに関しては四隅の解像度がわずかに落ちるものの、歪みも少なく安心して使える超広角レンズだと感じています。同じ6×7判のカメラであるMamiya 7IIのN 43mm F4.5Lとはまったく違う写りをしてくれる。
このコーティングの色、けっこう好きかも。
同じペンタックス67用レンズの55mmF4や105mm F2.4とは、全然違うコーティングの色をしている。
最短撮影距離は37cm。
かなり近くによれるレンズなので、これ1本だけで撮影に行くことも可能である。
レンズ自体は短いので、ペンタックス67IIのボディに装着すると少しポッテリした感じになる。
しかしサイズ感的はバランスが取れているのか、カメラを持ってピント合わせする際には手に馴染む感じである。
不満点があるとすれば、ペンタックス67レンズ全般に言えることだが、被写界深度を確認するためのレバーが操作しにくいことかな。
フードを付けた状態で、横から見るとこんな感じ。
超広角レンズ用のフードなので、非常に短いのだが・・・ここまで短いとちゃんと効果があるのだろうか疑ってしまう。
フードの型番はPH-SB 82mm。
中古でも探してみると、ケースなしで2,000~3,000円ぐらいで購入できるかな。
いざ欲しい時には、なかなか見つからないので、この手のアクセサリー類は見つけたら、レンズを手に入れていなくても先に買っておくこと方がいいかもですね。
smc PENTAX67 45mm F4レンズの作例
ペンタックス67のsmc PENTAX67 45mm F4レンズで撮影した作例です。
これからも随時追加していきますので、期間を開けて閲覧して頂ければと思います。
PENTAX67II・smcペンタックス67 45mmF4・FUJI PRO 400 H
カラー撮影に関しては、癖のないスッキリとした綺麗な発色をしてくれる。
周辺光量落ちもそれほど目立たない。
PENTAX67II・smcペンタックス67 45mmF4・ILFORD HP5+
ペンタックス67はミラーショックを気にしてしまうので、ISO400フィルムをデフォルトで使ってしまう。そのためか少し仕上がる写真も、キメの細かい写真というよりは、メリハリと力強い写真になってしまう。
PENTAX67II・smcペンタックス67 45mmF4・FUJI ACROS II
もちろんISO100のフィルムを使うと、キメの細かい繊細な写真に仕上がるだけどね。
そのかわりに三脚が必須になってくる。
PENTAX67II・smcペンタックス67 45mmF4・Kentmere PAN 400
そんな中で、最近使い始めたKentmere PAN 400は思った以上にキメが細かい写りをしてくれているように思う。smc PENTAX67 45mm F4レンズと相性がいいのか、いい感じの写りをしてくれる。
smc PENTAX67 45mm F4レンズのまとめ
ペンタックス67のsmc PENTAX67 45mm F4レンズについて、レビューと作例を紹介してきました。
如何だったでしょうか。
個人的にはペンタックス67を購入したら、標準レンズとこのレンズさえあれば十分かもと思うぐらい使いやすいレンズです。現在でも中古で3万円代くらいと、そこまで高騰はしていないので、比較的導入しやすいのではないかと思います。